Lines of Sight ~それぞれのアジアへの視線~
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VOICE写真展~知らない世代からのメッセージ~



以前、私のブログでも紹介させてもらった東京大空襲・戦災資料センターで開催中のVOICE写真展に行ってきた。当校報道課(樋口ゼミ)卒のお二人の写真の展示があり、記録する手段としての写真の力というものを考えさせられる素晴らしい写真展。(会期は1月14日まで。詳細は弊ブログ11月26日付「カトレア会」ご参照)。必見です。


以下、写真展の作品紹介パンフより引用。


『Requirem東京大空襲、今』 広瀬美紀さん(2005年樋口ゼミ卒)



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「62年前の東京大空襲で亡くなった人が10万人余りいて、その多くが名前もわからず公園や空き地、寺院などに数年間仮埋葬されたことを初めて知った。東京で90ヵ所近くある仮埋葬地を撮影すると何かが見えるかもと、しばらく仮埋葬地を撮り歩いた。その多くは親子が遊ぶ普通の公園、普通の寺院で、そこが仮埋葬地だったとは想像もつかない平和な日常の風景だった。


東京大空襲の実態を少しずつ知るようになり、大空襲を生き残った人を撮影しなければ、と考えるようになった。当時20歳だった人は今80歳代、小学生だった人は多くは疎開で空襲体験はない、ということを考えると、今撮影し記録を残さなければ被災者たちの思いは永遠に封印される、と気付いたからだ。仮埋葬地と同時に体験者の取材撮影を開始した。」




『FORCE』 渡邉祐一さん(2003年樋口ゼミ卒)



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「この戦災資料センターで突然渡されたE46収束焼夷弾の弾子。断面は六角形で、手に持つとかなりの重量を感じる。62年前に空から降ってきたこの物体は、何を燃やしたのか、あるいは誰かの体に突き刺さったのだろうか。私には想像することしかできない。こうした実物の持つ力を前に、写真に何ができるのだろう。当たり前のことであるが、写真は過去にさかのぼって撮影することができない。現地に赴いて撮影した写真を、未来につないでいくことが写真家の仕事だと思っている。未来を想像する足しになれば幸いである。」




会場には米国の日本への空襲に関する資料の展示もあるが、その中の一つ、下の説明文に驚いた。昭和19年6月の九州・八幡製鉄所空爆に使用されたB29爆撃機は中国の、あの、成都から飛び立ったというのだ。成都と言えば、我々フィールドワーク一行がラサの次に訪れ、日本食レストランやイトーヨーカドーなどもあり、ちょっと一息つきホッとする大都会。成都について自分は、せいぜいパンダやマーボー豆腐、三国志しか知らなかった。。。

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