サボテン
10月16日、サボテンが家に届いた。
フィールドワークの学生が全員でプレゼントしてくれた。
とても重く、14キロもあった。
「頻繁に水をやる必要がなく、家をしばらく留守にしても安心だから」
という理由でサボテンを選んでくれた。ありがたい理由だった。これで気兼ねなく雲隠れが出来る。いや、取材に行ける。実際、ケニアに行く際いつも悩むのが、植物の水やりだった。
学生代表の中島からサボテンを手渡されたとき、そのとげを見て、
「あ、これはアフリカだ」と思った。似たようなサボテンをアフリカで見たような気がしたからだ。そして「いや、メキシコだったか?」とも思った。サボテンといえばやはりメキシコ。サボテンは南北アメリカが原産で、中でもメキシコが最も多い。国旗にもサボテンがあしらわれているほどだ。http://homepage1.nifty.com/ptolemy/nations/north-am/mexico.htm
アフリカやアジアには、渡り鳥や人間によって持ち込まれていった。日本には約300年前、長崎に持ち込まれたのが最初。サボテンの語源は、畳にこぼした油をサボテンでこすると上手く取れたことから、「まるでシャボンのようだ」、それが転化しサボテンとなった。
サボテンは非常に種類が多い(約1万種)。その理由は、自然淘汰され、進化する前の混沌とした段階にサボテンがまだあるからだという説もある。(サボテンは人間より後に誕生した新しい生物)。ということは、今から何十万年か後には、今の姿から進化したサボテンが見られるということになる。であれば、そのころフィールドワークを引率すれば、スマートで格好の良いサボテンを学生からもえるのかもしれない。
サボテンは「水をやらなくても大丈夫」という「誤解の多い植物」と言われる。しかし実際は、サボテンの自生地区が雨季・乾季に分かれているだけで、雨季にはたっぷり水を吸収しなければ、その後の成長は遅くなってしまう。
そんなサボテン。
「フィールドワークを立派にやり遂げ、大きく成長し、素晴らしい写真もたくさん撮れ、誤解されることなどありえないFWの学生みんな」から「誤解の多い植物」を受け取ったのは、とても感慨深いものだった。
みんな、サボテン、本当にどうもありがとう。大切にします!
誤解の多い五十嵐より
宮澤さんのお母様からは素敵なバラを頂きました。
ありがとうございました。
<写真は全てオリンパスE-1で撮影>
All photos taken by Olympus E-1

