Day 164 マレーシア・クアラルンプール (Kuala Lumpur, Malaysia)
Day 164
8月29日午前2時。
マレーシア・クアラルンプールより
スクーリングも終わり、次は再撮。学生は各自が選んだ目的地に向け、三々五々、出発して行った。行先は、ベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、インド、中国、韓国など。これは学生が自分で企画を立てて行くフリープラン。次の集合場所の韓国・プサン(9月12日)まで約2週間、アジア各国に散らばった学生は、一人で最後の撮影をおこなう。
<写真説明>
写真は全てオリンパスμ720SW、及び、E-1で撮影
(All photos taken by Olympusμ720SW and E-1)
タイへ出発する宮澤、徳田、早川
タイへ出発する紺野
見送る田栗、ウォンさん
ジョホールバルへ出発の田栗
クアラルンプールのダウンタウンへ移っていく藤野
昼夜を問わず誰かの声が聞こえ賑やかだったスクーリング施設も、今は自分ひとり。がらんとしてしまったベッドルーム、キッチン、リビング、教室、暗室などを見ていると、「あいつら、ちゃんとやってるかなあ」と、ついつい皆のことを思ってしまう。
そんななか、フリープラン期間の第一回目の定時連絡が入った。
「ホーチミンからバスで5時間、ようやくカントーに着きました」と安孫子。坂本からもカントーから電話。
「バンコクの地下鉄を今降りたところです。連絡遅くなりすいません。」と紺野。
「渋滞に巻き込まれ、飛行機乗り遅れてしまいました。」というジョホールバル(マレーシア)へ向かう田栗。
「森林伐採地の聞き込み調査をしました。撮影できそうなので、サンダカンに延泊します。」というボルネオ島の山口ゆま。
メールでも連絡がぞくぞく届く。
インドのコルカタからは前田と大谷。「nihongo utezu yomezu」とは中国の荒金。佐藤はヤンゴンから。シンガポールに列車で無事着いた山市。バンコクからは宮澤、早川、徳田、谷本。クアラルンプールのダウンタウンに宿を取った藤野。マレーシア中部の湖へ行った今泉。ベトナムからの電話がどうしても通じず、東京経由で連絡が来た羽立と山口奈々子。
アジアの熱気のようなものが伝わってくる彼らの連絡を受けながら、時間が止まってしまったようにひっそりと静まり返るスクーリング施設で一人、空腹を覚え、「もしかしたら何か残っているかもしれない」とキッチンの冷蔵庫を開けると、にんじん2本ときゅうり1本が残っていた。それを見ていると、「食料は全て片付けて行くようにと言ったのに、あいつら。。。」と、なんだか苦笑いがこみ上げてきた。
ここは学生たちにとっては既に過去の場所。この5ヶ月の旅で見せてくれた彼らの様々な姿を改めて思った。
さて、明日は自分も出発する。行先はボルネオ島。ジャングルの写真がどうしても撮りたかった。

