NIPPON PHOTOGRAPHY INSTITUE 学校法人 日本写真芸術専門学校
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セバスチャン・サルガド
セバスチャン・サルガド
作家履歴・主な受賞歴は
こちら
 世界で最も注目されるフォトジャーナリスト。
そのスピリットに触れる貴重な体験。
 ■ワークショップ  ■特別講義  ■学生との対話
 現在、世界最高の写真家のひとりと言われるセバスチャン・サルガド先生に各自の作品を直接見てもらい講評やアドバイスを通して作品制作の指導してもらう。
また、彼が発表してきた一連の作品群の制作課程を振り返りながら、社会的な見地からの写真表現を学ぶ。
 今、世界で起こっているアクチュアルな題材を基に、フォト・ジャーナリストとしての視点から地球や人類の未来について語るレクチャーを実施。
自身の活動や思想などを背景に、フォト・ジャーナリズムの重要性について生の 声を聞く。
 ワークショップに併せて、学生とセバスチャン・サルガド先生との対話の授業を設ける。
彼に聞きたいこと、思っていること、いっしょに考えたいことをディスカッションする。

  Chers futurs collegues photographes
未来の同僚たちへ

今回、日本写真芸術専門学校の新しいドキュメンタリー写真のコースに協力を求められたことは私にとって大きな驚きでした。今まで私は、日本のすべての写真学校に既にフォトフィールドワークのような内容のコースがあると思っていました。しかし、悲しいことに現在の日本は未だにそういう環境にはないようですね。
ドキュメンタリー写真を撮ることは、この地球上の社会全体において欠かすことの出来ない非常に重要な行為です。私にとってドキュメンタリー写真は常に鏡のような働きをします。ドキュメンタリー写真とは、私たちの共同体、つまり『社会』の姿を通してお互いを正面から見合うということなのです。そして、私達はそれを通して進歩のための尺度と基準を持つことができるのです。
私の新しい写真のプロジェクト“Genesis”(創世記)の序章に、次のようなことを書きました。
“国際会議は、一様に地球の温暖化、開発の持続性や水質、森林破壊、地域的貧困、エイズの流行、住宅の欠乏、そして、その他の世界規模の危機について議論するためにオーガナイズされている。しかし、人類が生き残るための論争は、大多数の人たちが生きるために日々を闘い、少数の人が、安楽と欲望とを独占しているという現状によって、実際には多くを議論されていないということいが特徴づけられている。たとえ論じられたとしても、それらは表面的にしか行われてはいない。私たちは、大地の生命の本質とその接触を失ってしまったのだ。”
しかし、このような状況でも、私たちドキュメンタリー写真家は、あらゆるレベルにおいて、本当に必要とされるオープンな討論のためにいくらでも手助けすることができると信じています。
皆さんがアンガージュマン(主体的に実践参加すること)をし、多くの素晴らしい写真家たちを越え、真の非妥協的な社会的大義を持つために、本当に心を開いてくれることを期待しています。

掲載の写真・記事の全部および一部の無断掲載、引用を禁じます。
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