Day 12, Narrow Gauge, Loop+Spiral & Switch back, to Alishan, Taiwan
引率スタッフ佐藤です。
Day 11.の続きとなります。
正解は「阿里山森林鉄道に乗って、ご来光を見に行く」です。
森林鉄道のチケットについては中村くんのブログを見て、当日の朝一で窓口に並ぶか、ダメならダフ屋から買えばなんとかなるだろう、それもダメならバスで行けばいいや、と思っていましたが、行き当たりばったりが苦手な私はソウルから台湾に移動する日の午前中(3月28日土曜ですね)に、とりあえず森林鉄道のチケット手配をしている台湾の日系旅行社あてにメールで問い合わせしてみました。
そして週末の明けた3月30日、嘉義に到着後メールをチェックしたら返事が来てました。いわく、「行きは全便満席、帰りは朝一便に残席わずか」
『・・ちょっと厳しいかな・・』(←中村くんになったつもりでお読み下さい)
そこで3月30日昼過ぎ、さっそく駅へ向かい、ダメもとで窓口に「3月31日 嘉義⇒阿里山、4月1日 阿里山⇒嘉義 全票一帳」と書いたメモを出してみました。
はたして、有? 没有?
受付のおばさん、少し難しい顔をしましたが、端末を叩いた後、窓口の時刻表を指差して「登りは10時発ならOK,4月1日の下りは %$&*+\?!」との返事。下り分については満席か、あるいは阿里山の駅でしか買えない、と言っているものと勝手に判断し、とりあえず登り分だけ購入することに。これで朝一で並ぶ必要がなくなりました。
するとおばさん、切符は片道399元、それと公園入園料150元、と電卓を叩いて教えてくれます。
中村くんが書いていた阿里山で下車した際に払わせられたという入園料もここで払えるようです。
裏に日本語で書かれている鉄道案内もつけてくれました。
登りさえ鉄道チケットが取れてしまえば、下りは所要時間の短いバスの方がかえって楽だと思えてきたので、駅前の嘉義公車という阿里山へのバスを運行している会社の窓口に4月1日の下りのバス切符を買えるか紙に書いて聞いたところ、大丈夫だったのでこれも入手。バスだと204元ですので鉄道の半額です。
阿里山のホテルは日本で手配済みだったので、これで当面の手配は思いのほかあっさりと完了です。
中村くんの嘆きから1年を経て、システムが進化したようです。
中村くん、思ったよりも簡単にチケットを入手した私を笑って許してね。
さて、ここまでがDay 11の出来事で、ここからがDay 12 になります。
いよいよ阿里山森林鉄道・乗車当日です。
(ここからの内容は特に学校の出力センター・JIさんに向けてお送りします。)
入線してきた列車はとてもミニサイズ。車両編成はというと、機関車が最後尾でその前に連結された客車4両を押していくスタイルのようです。
私の座席は運転台のある先頭車両4号車の進行方向右側一人掛けで、左側は2人掛けとなっています。1車両25名程度のようですので1編成で100人定員くらいでしょう。
全席回転シートで各車にトイレも付いています。
座席備え付けのパンフレットによると標高30mの嘉義駅から2216mの阿里山駅まで、標高差2186m・全長71.4Kmを4時間2分かけて登っていきますが、この標高差で路線の植生は熱帯林~暖帯林~温帯林とバラエティーに富み、また、この路線長は762mmの狭軌鉄道ではアジア最長である、とのこと。
しかも山間を縫って走る森林登山列車なので、最大坡度は6.26%(最大勾配?)、最小曲線半径は40mであり、途中49のトンネルと77の橋があるうえに、180度Uターンや数回のスイッチバック、さらにはループ&スパイラル(2周&8の字螺旋の5キロの区間)まである、見所満載の鉄道なんですよ、JIさん!
しかしながら現在この鉄道は土砂崩れのため一部断線したままなので、その区間を乗客は約500mの遊歩道(という名の山道)を歩き、列車を乗り換える必要があるので、荷物が多いと大変です。
私はまた嘉義に戻って前日と同じホテルに宿泊するので、そこに大きな荷物を預けておきましたが、大荷物の方はバス利用の方が絶対楽です。中村くんは嘉義から日帰りで列車に乗り、谷本さんと山口さんはバスを利用しての宿泊だったのには納得がいきました。
断線区間で乗換えた列車はその後、独立山という名の難所もいくつものトンネルを通りながら山裾を大きく右回りで2周しさらに8の字をかいて乗り切り、途中駅で昼食と列車同士の行き違いのため小休止をとり、さらにラストスパートで阿里山駅手前の神木駅付近で3連続スイッチバック(1回のスイッチバックに10秒もかからぬ早業でした)を決めて、定刻から20分ほど遅れて阿里山駅に到着。
途中、高度が上がるにつれ車窓から見える植物相が変わっていきます。
駅前では先住民族のダンスが出迎えてくれました。
標高が高いのでコンビ二のスナック袋もパッツンパッツンです。
そしてちょうど阿里山は桜のシーズン。山のそこかしこに様々な種類の桜が咲いていました。
暑い街から涼しい高原へ、最初は平坦だけどやがて険しい山に入り、時に生い茂る樹木や雲に視界を阻まれながら、狭い軌道を大回りしたり、ジグザグに一進一退したり、さらに災害現場を避けて荷物を持って山道を歩いたりしながら、桜の咲き乱れる目的地に到着した、機関車に押されての4両編成の鉄道の旅。
私は勝手に4期生4人の海外フィールドワークに重ね合わせてしまいました。
終点までくれぐれも、車両故障や脱線・災害が無い様に、走り通して欲しいと思います。









































