Lines of Sight ~それぞれのアジアへの視線~
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Day -3 チベット情勢 Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


今回のフィールドワークでの訪問予定国の中では、政治的に不安定な地域としてネパールを一番心配しているのですが、もう一カ国、情勢を注意しなければならなくなりました。中国です。

新聞やテレビでも報道されていますが、3月14日、中国・チベット自治区ラサで僧侶と警察の間で衝突が起きて、死傷者も出ています。

その前日、3月13日には、チベット政策に抗議する亡命チベット人のグループ100人が、チベット亡命政権の所在地の中国のインド・ダラムサラからラサを目指してのデモ抗議の途中逮捕されるという事件も起こったばかりで、チベットをとりまく情勢が緊迫しています。


この状況を受けて外務省安全情報に3月15日付けで中国最新スポット情報として以下が発出されました。


1.現地からの情報によれば、3月14日、チベット自治区のラサ市において、僧侶と警察の間で衝突が発生し、死傷者が出る等、治安情勢が悪化している模様です。また、15日より観光目的の中国人、外国人の当該地域への入境ができなくなるとの情報もあります。

2.当該地域に渡航を予定されている方は、現地の状況が落ち着くまでの間、同地域への旅行を控えることをお勧めします。また、現地に滞在している方は、外出を控え、最新情報を入手する等、安全確保に努めてください。


そこで早速中国での手配がをお願いしている北京の旅行社に状況の確認メールをだしたところ、ラサの代理店に問合せてくれ、次のような返事がきました。

「ラサ旅遊局は3月16日以降のツアーや、外国人がラサへ入る許可書を一切禁止と発表したそうです。7月のツアーは大丈夫でしょうか? とこちら(北京の旅行社)から聞いたのですが、その方(ラサの代理店)の話では大丈夫でしょう。いずれにしても暫く様子を見たほうがいい、というとのことです」


確かに現時点ではラサへの旅行が一時的に出来なくなりますが、フィールドワーク3期生がラサ入りするのは7月12日の予定で約4ヶ月先です。それまでに情勢がどのように変化するか判らないので、暫く静観しつつ、7月の時点でもラサ入域が難しい可能性も考慮してのラサをカットした行程案を準備しておく必要があります。


中国に関してはやはり今月、新疆ウイグル自治区で航空機の爆破未遂事件があるなど、政治的にデリケートな地域もあり、これからも注意して様子を見なければならないでしょう。もちろん、中国以外の訪問国も、です。


何が起こるか判らない海外でのフィールドワークですから、情報収集を怠ってはならないと改めて感じました。


早く中国に平穏が訪れることを願って止みません。

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