Lines of Sight ~それぞれのアジアへの視線~
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08.03.31

Day 13 ベトナムへ to Hanoi by Air, VietNam

引率スタッフ佐藤です。

今日は早朝出発でこの旅初の飛行機移動です。向かうは2カ国目の訪問国・ベトナムのハノイです。

4:30、貸切ミニバスでホテルを出発し空港へ
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ベトナム航空ハノイ行きにチェックイン(担当は鈴木さん)
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初の飛行機移動で機内預けの荷物の重量が気になります。
軽い学生で15キロ弱、重い学生は22キロ弱で超過手荷物料金は取られずにすみました。
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出国審査を受けたあとは機内持ち込み手荷物の検査です。フィルムをX線検査機に通したくない学生たちはフィルムを出したり入れたりたいへんです。
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搭乗開始・「VN925・ハノイ(河内)」行きの改札を通ったところでまたハプニング。
ほとんどの学生の持ち込み手荷物がオーバーサイズだから預けろと係員に言われましたが
「カメラだから壊れると困る、預けるなんて無理無理」とアピールし、どうにか機内持ち込みに成功。
(学生証を見せたりしてみんな必死のお願いでした)
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そして機内では食事を取ったら即、爆睡。
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ハノイ到着後は入国審査を難なくクリアし、税関検査もノーチェックでスルーして、到着ロビーで無事出迎えのガイドさんを発見。ここベトナムは台湾より旅のハードルが上がるので、ガイド付きの送迎をお願いしています。
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ハノイ・ノイバイ空港前で記念撮影
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バスで市内に向かう間にガイドさんからベトナムについての注意事項を聞く学生。2日後には各自が自力で行動しなければならないので学生もメモを取りながら真剣そのものです。
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ホテル・カメリアに到着し、ガイドさんがチェックイン。
このホテルは部屋でADSL回線を無料使用できるので便利です。
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学生たちは休憩をとったあと、ベトナム航空に、列車の駅にへと、目的地へのチケットを買いに出かけて行きました。

また、昼過ぎにはベトナム・カンボジア・タイ・マレーシアの4カ国を引率する熊倉もホテルへ到着。
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さあ、いよいよ東南アジアにフィールドを移してのフィールドワークが始まります。

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08.03.30

Day 12 休日 YangMiingShan, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。


今日は台湾入りして初めて、日中にしとしと雨降りの1日です。これまで夜中の雨や夕方の小雨程度はありましたが、今日は雨のお陰で気温も20度くらいまでにか上がっておらず、過ごしやすい日でした。


学生も台湾での最後の1日を外出したりホテルの部屋で寛いでいたりと、思い思いに過ごしているようですが、私は日曜日ということで、休日モード全開で「温泉」に行くことにしました。


台北から近い温泉地というと「新北投温泉」が有名ですが、台北駅前から路線バスで40分ほどの郊外にある「陽明山」という行楽地にも温泉があり、花の名所でもあるようなので、後者に行ってみました。


時刻は11時30分。雨の中、新緑の山が映えます。
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山のどこかに桜もあるようですが、もう散っている頃でしょうし、探して歩くのも雨でたいへんなので、温泉に直行です。
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日帰り入浴ができる「国際大旅館」。レトロなムードが漂っています。

入浴料100元(約350円)をフロントで払い、ついでに貴重品を預けてから浴場へ。
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この入り口を抜けると大小2個づつのトイレスペースがあって、そこを抜けると2畳ほどの脱衣スペースです。
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脱衣スペースと風呂場の間には仕切りもなく、服を脱いだらすぐ湯船、です。
湯船と脱衣所の間には1mほどの幅の流し場がありますが、蛇口が付いておらず洗い場としては使えません。そこに湯冷ましの水を張った大きな桶があるだけです。いかにも山里の一軒宿、といった感じの鄙び方で落ち着きます。


台湾は水着着用の温泉の方が多いと聞きましたが、ここはみんなスッポンポンの日本式。しかも洗い場がなく脱衣所がすぐ横なのでタオルを浴槽に持ち込む人もほとんどいません。

湯船を撮影しようと人のいないタイミングを見計らっていたのですが、1.5mx4mくらいの浴槽には常時5~10人くらいの人がおり、しかも全員が一人客なのか無言で湯に入り、体を冷まし、また湯に入る、ということを繰り返しているので、撮影できそうな雰囲気ではありません。それでも30分ほどしてから撮影を敢行しようと湯船にミューを向けると、湯船の中の1人からダメ出しです。学生もこんなふうに撮影を断られることがあるんだろうなあ、と思いつつ私は交渉もせずあえなく撮影断念です。

でも温泉そのものは乳白色の濁り湯で、40度ほどの私好みの湯加減です。洗い場の物音もなく、みな無言なので、のんびりとお風呂を楽しめました。結局1時間ほどお風呂にいましたが、ほかのみなさんも結構長湯しています。台湾の人も温泉好きなんだなぁ、と台湾に対する親近感がいっそう増した温泉体験でした。

さて、そんな私のどうでもいいささやかな休日はさておき、昨日の学生の様子を少々ご覧ください。


場所は「台北の原宿」西門町。ホテルから徒歩10分くらいです。
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週末の歩行者天国に沢山の若者が集まります。
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そんな中での冨田くん。
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彼の撮影テーマは「欧米化する中での民族性」。スナップ中心の撮影です。
人混みの中で行きかう人をスナップしています。


そして大佐さん。
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道行く若者にお願いしてモデルになってもらい撮影しているといつのまにかカメラが趣味とおぼしき一団に囲まれ撮影されています。その様子をさらに撮影する私。
このとき大佐さんは撮影に集中していて私が近くで撮っていたことに気付かなかったそうです。

今晩、台湾最終日ということで、学生から「訪問国別状況レポート」を出してもらっています。撮影本数や撮影状況報告(自己採点)、ブログの更新回数、体調・トラブルその他のレポートです。何人かのレポートを見る限り、台湾では大きなトラブルもなく、まあまあな撮影ができているようです。

明日はいよいよ2カ国目、ベトナムへの移動です。早朝4:40ホテル出発です。
到着地ハノイでは次の引率者に引継ぎをし、4月2日のハノイでの学生解散後、私は日本に帰国となります。

ここまでホテルでネットを使える環境だったので、こまめにアップすることが出来ましたが、ベトナム以降はネット環境も厳しくなってくるはずなので、私も新引率者もブログアップには苦労するものと思いますので、アップの間があいた際はご容赦ください。


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08.03.29

Day 11 全員集合  Taipei, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。

今日で台湾の自由撮影期間は終わりとなり、次の国への移動に備えての集合日です。

海外フィールドワークでの基本パターンは、は滞在国の移動の前後2泊づつが学校指定ホテルでの宿泊となり、その間が滞在国での自由撮影期間です。


台湾では高雄で2泊したあと4泊の自由撮影、そして台北に集合し2泊。
翌日ベトナムへ移動しハノイで2泊、自由撮影8泊、ホーチミンに集合し2泊。
翌日カンボジアへ移動し・・・・、と続くわけです。

そして4日ぶりに学生が指定ホテルに集まってきました。

10時前、まず鈴木さんが近くのホテルからやってきました。まだ部屋の準備ができていないので、とりあえず私の部屋に荷物を置くと、アポがあるということで、機材を持ってさっそく出かけていきました。
(うっかり鈴木さん到着の映像を撮り忘れてました。すいません)


そして近くのゲストハウスに泊まっていた冨田くんと奥くんが昼前にやってきました。
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昼過ぎ、嘉義と台南から移動してきた中村くんと銭場さんも無事到着。
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午後4時、私の部屋に全員が無事集合し、ミーティング実施。
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みんな少しだけ逞しくなった感じがします。

全員が集合しているこの期間に、移動に向けてのブリーフィングやその国での撮影の進捗状況、体調チェックや問題点の確認その他を行います。

台湾はこの旅で訪問する10カ国の中でも一番日本に似ている国なので、フィールドワークの「慣らし」を行うには
うってつけの国です。学生たちもここで海外撮影に少しづつ適応しながら、よりハードな国へと移動していくわけです。
(ハードさのピークはやはりインドでしょう)


ただ、適応力には個人差があるので、悩みも人それぞれです。

過去2回の海外フィールドワークでも、ホテルの居心地が悪い・食事が合わないといった日常的なことから、プランニングどおりスケジュールが進まない・写真が撮れない、といった撮影に関わることまで、いろいろな問題が起こりますが、引率としては教務課と連携しながら、できるだけ学生たちをバックアップしていきたいと思います。


今日のおまけ画像

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部屋でPCに向かっていると学生が差し入れを持ってきてくれました。
「胡椒餅」です。胡椒の利いたジューシーな豚肉と葱の餡を皮で包み焼いたもので、ピリっとしてアツアツで、バリうまの超ヤバです。(←ちょっと若者っぽい表現?をしてみました)
昨日はアイスを差し入れてもらったし、引率交代前にはみんなに何かお返しをしなくては、と思う今日この頃。


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08.03.28

Day 10 台北へ  On the way to Taipei, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。


今日は午前中、列車で台北へ移動です。


3日前の移動日の画像を無くしてしまったので今日は移動日の風景を集中的にお届けします。


3泊したホテルをチェックアウトし
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バックパックを背負ってカートも転がしながら、歩いて駅へ
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ようやく台中駅に着き
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改札を抜け
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ホームで一休み
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自強号に乗り込み
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荷物を棚の上に上げ
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やっと着席
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でも足元にも荷物
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疲れて爆睡
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そして台北駅に到着
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駅員さんにホテルに近い出口を聞き
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地上までヨッコラショ
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さらにおじさんにホテルの場所を確認し
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歩いて歩いて
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無事ホテルにたどりつきました。
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今日のチェックイン担当は大佐さんです。
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台湾滞在も終盤に入り、あちこちに分散していた学生たちも続々と台北に集結中。

そして明日には学校指定ホテルに全員集合です。

今日一緒に移動した学生たちは心なしか旅慣れてきた感じでしたが、ほかの学生たちはこの4日間でどれほど変わったでしょうか。


今から明日が楽しみです。

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08.03.27

Day 9 撮影の様子 Sun Moon Lake, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。

今日は蚊取線香をロビーで焚きながらの更新です。

さて、台湾での景勝地といえば、「日月潭」という湖が有名です。そしてここ台中は日月潭への拠点であり、しかも同行している大佐さんが日月潭エリアにある「九族文化村」というところに昨日に引き続き撮影に行くというので、
付いていくことにしました。

朝8時、ホテルから5分ほどのバス停から出発し、九族文化村まで1時間40分です。昨日乗った路線バスに較べるとかなり年季が入ったバスであまり乗り心地が良くありませんが文句は言っていられません。
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文化村に到着すると大佐さんはすぐに「撮影許可証」をもらってきました。こうした手続きも取材では大事です。
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彼女の撮影テーマは「ファッションとアイデンティティ」。人物の撮影です。この文化村では台湾原住民のキャスト(文化村でやっているショーの出演者)のポートレートを撮る予定だそうで、昨日1日かけてキャストの仕事を追いかけて撮影交渉をしたとのことです。


そして今日が撮影本番。

ショーのあと、キャスト数名に居残ってもらい撮影開始です。
ただ、キャストは次のショーもあるのでそれほど多くの時間は取れません。

三脚を立て、カメラをセットし、ポーズを決めて、レフで光を調整し、露出を測り、シャッターを押す。
モデルを替えて、フィルムも替えて、と撮影が続きます。
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横で見ていてもなかなかテンポがよく、しかもときどきモデルとお互い片言の英語で談笑しながらの和気藹々とした撮影風景でした。


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撮影終了後、モデルの1人に名前やメールアドレスを教えてもらい、大佐さんも名刺を渡して後日(半年後)の作品送付を約束して撤収です。
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学生たちはこのように各地を移動しながら、自分のテーマに沿った被写体を探し、交渉し、撮影する、ということを半年間続けていくわけですが、やはり海外ですからそのひとつひとつの作業がたいへんです。
しかも半年の中で、2回に渡ってスクーリングが実施され、ゼミ担当の先生から作品作りについての講評を受けなければならないので、学生のプレッシャーもかなりなものです。

でも、それが海外フィールドワーク。単なる観光旅行との大きな違いです。


さて、その後私は撮影の終わった大佐さんと別れ、ひとり日月潭へ。
行ってみるとそこは山に囲まれた湖で、まるで箱根・芦ノ湖のようでしたが、芦ノ湖ほど観光客は多くなく、割と静かです。湖畔でコンビニ弁当を食べたりして2時間ほどのんびりした後、またガタガタ揺れるバスで台中にもどりました。
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ホテルに戻ってロビーでPCに向かっていると7時頃、小原さんと高橋さんが戻ってきました。彼女らも2日がかりで「大甲」という台中から1時間ほどの場所にある港町に撮影に行っています。
2人とも疲れた様子で、部屋に上がって買ってきた夕食を食べたらすぐ休むそうです。

でも明日は台北へ移動ですので、荷造りなどもしなければなりません。

移動・撮影・移動・撮影・休息。

早くこの生活リズムに慣れて、いい作品を撮って欲しいと思います。


最後におまけ画像を一枚。
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九族文化村でのショーの冒頭、原住民族に拉致されて族長?になった私。おそらく2日続けて通った大佐さんの隣に私がいたので、彼女へのサービスでショーに引っ張り出されたのだと思います。
こんな経験は日光江戸村のお大尽さま以来です。しかし、被り物が頭に合わず痛かった・・・・。


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08.03.26

Day 8 台中にて Taichung, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。


台湾生活も4日目となりました。

今日は同行している学生たちも朝から撮影に出かけてしまい、一人残された私は朝食を食べながらメールをチェックし、昼から少し台中市内を歩いてみました。
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台中は有名な景勝地の日月潭や谷関温泉への拠点になる都市ですが、市内にもいくつか見所があります。

ホテルからすぐの中山公園を皮切りに学生街の一中街、孔子廟、宝覚禅寺、台中のシャンゼリゼ・精明一街などを2時間ほどかけて歩いてみました。


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中山公園。

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一中街。
近くに国立の高校(第一高級中学)があり、原宿みたいなところです。
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孔子廟。台中の第一級古蹟だそうです。


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宝覚禅寺の大仏像。弥勒菩薩らしいですがどうみても布袋さまです。
でも大きさはなかなかです(画像の右下にいる私の大きさと比較してみてください)。


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精明一街はお洒落なカフェなどが並んでいますが、値段もなかなかです。

そして台中駅まで路線バスで移動。20元(約70円)で乗ってみると中は高速バスのように豪華です。台中はいくつかの民間のバス会社が競合している都市ですが、競争の結果なのでしょうか?
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ついでに途中見かけたものをいくつか紹介します。


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コンビニはセブンイレブンとファミリーマートがあちこちにそれこそ日本以上にありますが、ローソンは見かけません。


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木の枝の剪定とその後処理?  なかなかダイナミックです。


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加水站。水の販売所のようで、ガソリンスタンド(加油站)のように給水できるようです。
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このポンプはセルフ給水式のようで、20リットル15元(約50円)ってことでしょうか。
台湾は日本と同じような山がちな島国なので水は豊富そうですが、水道水はそのまま飲まないほうがいいということなので、浄水システムがまだ十分でないのでしょうか?


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漫画の専門店。日本写真芸術専門学校の姉妹校・日本デザイナー学院にもマンガコースがあって、海外からの留学生も多く在籍していますが、台湾でも漫画は大人気のようで、こうした専門店以外の一般書店でも漫画コーナーには日本のコミックの翻訳版がたくさん並んでいました。

街歩きを終えて遅めにの昼食を取った後ホテルへ戻り洗濯。この旅2回目です。フィールドワークで減らせる荷物はまず衣類、と1期生の誰かが書いていましたが、私もそれにならい衣類は少なめなので、連泊のホテルでは必ず洗濯です。それも風呂場で足踏み洗いして手で絞ってハンガーに掛けるという原始的な方法です。(洗濯機を使うほどの量ではないので)


そして夕方からは海外フィールドワーク初の定時連絡。(毎週月水金で実施。月は電話、水金はメールにて)
学生からメールで滞在地・宿泊ホテル・体調・今後の移動予定などが送られてくるのを待ちます。
2時間ほどホテルロビーでPCを使ってメールソフトとにらめっこです。
ロビー横にキッチンがあるためか蚊が多く、座っていると喰われ放題です。長袖は着ていますが手首と、サンダル履きの足首をやられてます。蚊取線香は持って来てますが虫除けは持っていません。15日間だけと思ってなめてました。

私の横では撮影から帰ってきた小原さんと高橋さんが定時連絡メールを打ったりFWブログを見たりしています。(メールの内容は最終的に東京でも学校関係者がモニターできるように、引率者同行学生にもメールはしてもらってます)
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そして7時過ぎ、全員の無事を確認し、その旨東京へ連絡。一安心です。
今日の時点で学生たちは南から高雄に2人、台南に1人、嘉義に1人、台中に3人、台北に1人という分布状況です。
海外フィールドワーク、現在台湾全島に展開中! ってとこでしょうか。


明日は学生の撮影に邪魔にならない程度に同行してみようと思います。

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08.03.25

Day 7 台中へ On the way to Taichung, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。


今日からいよいよ台湾での個別撮影期間に入ります。高雄にもう数日滞在する学生、次の目的地に移動する学生と各自のプランニングに沿っての行動となり、これからが本格的なフィールドワークの始まりです。

個別撮影期間で引率者が学生と同行する場合、その移動手段や宿泊先の手配は基本的に学生が行います。
学校指定の移動・宿泊(=学校が手配)と違い、あくまでも学生の自主性を重んじ、また実際の旅行能力を培ってもらうためでもあります。
また海外フィールドワークではこうした旅行の手配と同時に取材のアポ取りやロケハンなども学生自身で行わなければならず、そうしたひとつひとつが海外での撮影・取材における学生たちの財産となっていくのだと思います。

そのために学生はインターネットのホテル予約サイトや航空会社のサイトを使って予約を入れたり、また知人・友人のツテをたどって現地の方とコンタクトをとったりしながら、「撮影」のための段取りを行うわけです。


そして朝、中村くんは嘉義へ向かうため、そして鈴木さんも高雄の別ホテルへ引越すため、一足早くホテルを出発。私と大佐さん・小原さん・高橋さんは台中へ向かうため駅へ向かいます(台南へ向かう銭場さんも列車は別ですが一緒に駅へ)  もう1泊このホテルに居残りる冨田くん・奥くんは見送りです。
そして5人でタクシーに分乗し高雄駅へ。改札で銭場さんと別れ、台中組4人は自強号1016次に乗り込みました。
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高雄11時発・台中13時29分着。2時間半ほどの列車の旅です。

台中に着くとすぐ、駅から徒歩10分ほどの場所にあるホテルにチェックイン。
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列車のチケットも台中のホテル予約も今回は高橋さんがやってくれました。
高橋さん、ご苦労様。


ホテルにチェックインしたあと、学生たちはまた駅やバスターミナルで明日の撮影や3日後の台北への移動のためのチケット手配に出かけました。


これから毎日こうした日々が続くわけですが、頑張れ学生たち。無事に海外フィールドワークをやり遂げて、そしていつか巨匠と呼ばれるその日まで! 


*今日のブログはご覧の通りほとんど写真がありません。実は高雄出発から台中到着までに撮影した写真データをパソコンに落とす際に誤ってすべて消去してしまいました・・・・・。

まことにお恥ずかしい上、撮影に協力してくれた学生にたいへん申し訳なく思います。m(_ _)m
今後、このようなことのないように注意します。


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08.03.24

Day 6 高雄にて Kaohsiung, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。


高雄滞在2日目です。

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ホテルで朝食をがっつり取った学生たちは三々五々、街中に機材をかついで撮影に出かけていきました。
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私はというと午前中、交流協会高雄事務所に挨拶と情報交換に伺いました。
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日本と台湾は正式な国交がありませんので在外公館が置かれていません。その代わりとして(財)交流協会は台湾との実務関係を維持するため1972年外務省及び通産省(現経済産業省)により認可された団体で、外務省安全情報でも緊急の場合の連絡先として指定されています。
学校は海外研修全般のスケジュール等を東京都を通じて外務省に提出しており、この情報が各国の在外公館にも送られるわけです。


そして今回、私も台北以外の台湾は初めての訪問なので、午後は高雄を観光してみました。
まずは歩いて高雄駅へ行き、そこから今月開通したばかりと言う地下鉄に乗ってみました。
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高雄の地下鉄は2路線が建設中で、今回開通したのは紅線(レッドライン)で高雄空港方面と台湾新幹線の高雄の始発駅の左営方面を結んでおり途中に高雄駅もあります。建設中のもうひとつの路線は橘線(オレンジライン)だそうです。

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街中に置いてある観光地図などでも路線図がまだ載っていないので、やっと全容がわかりました。
(日本出発まえにネットでも調べたがわからなかった)


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この地下鉄紅線、なんと4月6日まで開通記念キャンペーンで無料で乗れるので、利用客はみんな改札をスイスイ素通りしています。日本で新規開通路線でこんな話は聞いたことがないのでビックリです。
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ホームには転落防止のガラスドアもあり、非常にきれいです。

そして左営の駅で降りて地上に出ると台湾新幹線の駅があります。
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駅構内にはフランスでよく見る駅キオスクの「RELAY」がありました。そういえば、台湾新幹線は日本製の車両(新幹線700系を改造したT700系)を使っていますが、信号システムなどはフランスの新幹線TGVの技術を導入しているということなので、キオスクもフランスからの輸入なのでしょう。

そのT700系をチラっと撮影。学生の1人もこれで台北に向かう予定です。
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そして左営の駅からしばらく歩いて景勝地の「蓮池潭」へ。
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その中でも一番の見所の龍虎塔がこれ。
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龍の喉から入って虎の口からでると災厄を払い吉祥が訪れるそうです。

しかし残念なことに蓮池潭じたいは工事中で水がない状態でした。なんの工事でいつまでかかるのか、といった表示が見当たらなかったので、なんのために行っているのか不明ですが、水があればさぞかし綺麗なことと思います。
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ついでにこのときの気温はというとうす曇りのせいか温度28℃。湿度43%。
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あまり暑くなく、なかなか快適です。(その分、地下鉄内の冷房は効きすぎで寒いくらいでしたが)

そしてまた地下鉄で市内に戻り、地下鉄の無料連絡バスを使ってホテルそばのデパート「大統百貨店和平店」でおりました。これで今日の観光は移動交通費を1元もかけずに済ませることができました。龍虎塔も入場時に若干の寄進でOKだったので10元のみだったし、途中飲んだものといえばホテルの部屋に置いてあったサービスの水ペットボトルですから、ひどく安上がりな観光客です。
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夕方にはホテルの無線LANにPCをつないで、学校にスカイプで連絡。音声もクリアで電話と変わらないのにこれも無料。ありがたい世の中です。

そうこうしているうちに学生がぼつぼつ帰ってきたようで、ドアの外に声が聞こえます。

いよいよ明日から台湾での個別撮影期間に入ります。私は何人かの学生と台中へ向かいます。台中のホテルでも無線LANが使えるといいのですが。

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08.03.23

Day 5 ランド・ホー  Kaohsiung, Taiwan

引率スタッフ佐藤です。


3月23日未明、まだ宵闇の残る中、見えた陸地の明かりは台湾・高雄です。日本との時差は1時間。夜のうちに時計を戻しておきます。
(帆船時代、船の見張り役は陸地が見えると「ランド・ホー!」という声を上げ、報告したそうです)
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夜景でスローシャッターなのに船が動いているので私の技術ではどうしてもブレてしまいます。昨年の五十嵐先生のブログ写真のと比較の上、プロとアマの差をご確認ください。


接岸から1時間ほど待って、6時からやっと船内で入国審査。
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全員が無事入国審査完了。今回の旅初の入国スタンプです。
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入国審査終了後、税関が開くのに合わせさらに2時間ほど待って8時20分下船。
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ただし降りたところはコンテナ岸壁。
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旅客岸壁は対岸にあるため、渡し船に乗り換えます。
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やっと着いた旅客岸壁のターミナル。
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ここで税関検査を受ければ晴れて1カ国目・台湾に入国完了です。
でも荷物が機材など多いので税関検査だけでも一苦労。

荷物をX線検査機に通し
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さらに係員に開けられ
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やっと手続き終了。ちょっと疲れた顔も見えますがタクシー乗り場であわただしく集合写真。
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そしてタクシーに分乗しとりあえずホテルへ。向かうは過去2年と同じ松柏大飯店(Evergreen Hotel)。
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ホテルに到着して改めて台湾上陸記念の集合写真を。
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チェックインは学生に任せることにしたので、今回の担当・奥くんが代表してフロントへ。
奥くん(青いバックパック)の手前で銭場さん(グレーのバックパック)・向こうで鈴木さん(写ってませんが)が心配顔で見守っていました。
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掃除がまだの部屋が3部屋ほどありましたが、それらもほどなく準備でき、全員部屋へ。

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室内で無線LANが使えるのでさっそくブログをアップする奥くん。


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ポラロイドを組み立てる大佐さんとアドバイスする冨田くん。


それらが一段落したところで学生たち6人と昼食へ。(あとふたりはいち早く食事を済ませていた)


行き先は五十嵐先生行きつけの麺屋さんです。(冒頭の五十嵐先生ブログ「台湾・高雄より」を再度参照ください)

ブログで見たことのある顔が目の前にいます。
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朝から何も食べていない学生たちは嬉々として麺をすすっていました。確かに美味い! 一杯35元(約130円)でした。
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そのあとは各自でプランニングに従い行動。高雄駅に鉄道のチケットを買いに行く学生が多かったようです。


そして夜は何人かの学生と「六合夜市」へ。
P3230004夜市.JPG


日本人の観光ツアーがバスで乗り付けるほどの観光スポットで、屋台の飲食店が多く並んでいます。
P3230007夜市4.JPG


我々は台南名物「担仔麺」の店で夕食。こちらは昼よりも小さい器で一杯45元(約160円)。観光地で少し高め?
P3230009夜市6.JPG


その後、スーパーでお菓子や虫除けなどを買出し、ついでにホテルそばのコンビニATMでお金を引き出したりしてからホテルに戻りました。これから半年、各国のATMにお世話になることでしょう。
P3230013ATM.JPG


時刻は夜8時過ぎ。朝5時頃から起きている学生はこれからブログアップや機材のメンテなどの作業でまだ眠らないようです。長い1日です。

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08.03.22

Day 4 日本出国  Ishigakijima, Japan

引率スタッフ佐藤です。

石垣島には予定通り午前10時15分着。出港予定は14時ですが出国審査が13時から船内であるのでそれまでに船に戻らなければなりません。どうも船の運行スケジュールが微妙に変わったようで上陸時間はわずか2時間半ほど。
昨年の学生のように離島にいくほどの上陸時間がないのが残念ですが、一応離島ターミナルに行ってみました。
P3220002離島ターミナル.JPG


その後昼食を取り、ネットカフェやコンビニで時間をつぶしてから船へ。

途中、温度湿度計をチェックすると・・・・・

P3220008気温2.JPG

気温38℃・湿度30%!

12時40分頃の直射日光があたっての数字ですが、体感ではそれほど暑く感じないので、ちょっと測定精度に疑問が残ります。まあ、旅の途中でおいおい検証してみたいと思います。

P3220011乗船前.JPG
乗船前、岸壁で集合写真。

P3220012乗船中.JPG
そして乗船。ついに日本の地から離れタラップを上るフィールドワーク3期生8人+引率1人。

次に8人が日本の地を踏むのは180日後、大阪南港です。(引率は今回交代制ですのでもっと早く日本の土を踏みます)


乗船後すぐに船内のホールで出国審査。今日の出国者は日本人20人くらい、外国人10人くらいです。
P3220014出国審査前.JPG

これがこの旅最初の出入国スタンプ。
P3220016出国スタンプ.JPG

日本の出国スタンプは国内の国際空港・国際港ごとにそれぞれあるわけですが、「ISHIGAKI」のスタンプはかなりレアものではないでしょうか。

そして出港。船はついに「日本」を離れました。

明日の朝は台湾・高雄港です。

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08.03.21

Day 3 ショア・エクスカーション Naha, Japan

引率スタッフ佐藤です。


飛龍21は通常よりも4時間半ほど遅れ12時前に、那覇新港に到着、出港まで7時間ほどの上陸となりました。

上陸のためのパスをもらい下船。
P3200003ショアパス.JPG


36時間ぶりの陸地で集合写真。
P3210009上陸写真.JPG

そして男子チームはとりあえず過去2年の吉例に則り、公設市場へ向かいました。
(女子チームは「海行きたい」と別行動)
P3210010公設市場.JPG

P3210011食事.JPG
ラフテー、ソーキそば、ゴーヤチャンプルー、タコライスなど沖縄らしい昼食。

P3210012豚.JPG
市場内のナメ豚?も健在。(昨年のフジモリさんブログ3月23日編「サマーヌード」を参照ください)
まあ、明らかに顔が違いますが。

その後はとりあえずブログアップのため、ネットカフェに。
P3210014ネットカフェ.JPG


みんな一生懸命ブログやってます。この調子で海外からもお願いします。

そしてネットカフェでのブログアップのあと、各自で那覇を散策。
男子は下調べしたフェリーターミナル行きの路線バスに合わせて国際通りのバス停に集まり、那覇の「アジアっぽさ」について語っていると、そこにターミナルで別れた女子がやってきました。調べてもいないのにベストな時間にベストな場所に居合わせることができるとは、フィールドワーク3期生女子、恐るべしです。
P3210029バス停.JPG

P3210030港へ.JPG


そしてバスで那覇新港ターミナルへ。地元の人は「アジャ港」と言うそうです。どんな字を当てるかというと「安謝」。なるほどです。
P3210032那覇新港ターミナル.JPG

そして船に戻った頃には食事の時間です。女子はしっかりお弁当屋さんで食べ物を買ってきており、栄養バランスもよさそうな夕食です。
P3210034女子の食事.JPG


それに対し男子はというとカップラーメンを買い出してきてはいますが、久しぶりに陸を歩いて腹が減ったらしく船内レストランでカレーライスの晩餐。700円なり。
P3210044男子の食事2.JPG

この食事内容では果たしてどちらの勝ちでしょうか?(それぞれの写真のトーンをあえて変えてみました)

あっ、女子はこんなものも用意していました。
P3210046女子のデザート2.JPG

デザートにパイナップル。

どうみても女子の勝ちでしょう。フィールドワーク3期生女子、やはり恐るべし、です。

そして出港。次の上陸地は明日昼の石垣島です。月夜で綺麗です。
P3210038月夜.JPG

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08.03.20

Day 2 フェリー On the Pacific Ocean, Japan

引率スタッフ佐藤です。

フィールドワーク2日目は終日、フェリー上です。出発まで準備に追われていた学生たちも、台湾に着くまでの沖縄経由の洋上移動3日間で少しは息が抜けるものと思います。
船は太平洋の時化をさけ、瀬戸内海を西進し、豊後水道を抜けて外洋にでました。昨日に較べ天気も回復して暖かくなってきました。
P3200093 (2)島影.JPG


そして午後は出発後初のブリーフィングを実施しました。お菓子を食べているか寝ているかのどちらかのおかげか、学生もあまり船酔いせずすんでいるようです。

P3200093 (8)ミーティング.JPG
ハンドブックやその他の配布資料の説明で2時間ほど時間をかけました。

なお、3期生のハンドブックの表紙と裏表紙は1期生で学校教務課助手を務めていた羽立くんデザインです。
P3200001ハンドブック表紙.JPGP3200002ハンドブック裏表紙.JPG

あとは天気がいいのでデッキで遅い昼食。
P3200093 (12)食事.JPG

明日は沖縄本島・那覇新港に寄港です。
通常の到着予定は午前7時30分ですが、今回は時化の影響で11時過ぎになるそうです。


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08.03.19

Day 1 出発 Osaka, Japan

引率スタッフ佐藤です。

今日から心機一転、カウントアップ・ブログとしてフィールドワーク最終日である「184日目」を目指し、始めたいと思います。ただし、海外でのブログアップおよびリレーブログになりますので、カウントが飛ぶことは多々あるはずです。ご容赦を。


そして今日、いよいよ第3期の海外フィールドワークが大阪から出発しました。


集合は「大阪南港かもめターミナル」に3月19日午後10時です。

東京~大阪は新幹線を使えば3時間かかりませんから、その気になれば当日の夕方5時過ぎに東京を出ても間に合いそうな気がしますが、例年、前日(早い学生は2~3日間前)には夜行バスや鈍行列車を利用したりしながら東京を出発し、寄り道をしながら大阪へ向かう学生がいたりします。
正式な出発前から、彼ら彼女らのフィールドワークは始まっているのです。

集合地へのアクセスとして時間的にちょうどいいのが午後9時40分に大阪のトラムシステム「フェリーターミナル駅」から「かもめターミナル」へ向かって出る無料バスです。(路線バスは午後8時前にが最終)
ターミナルまで10分少々です。


P319フェリー駅2.JPG
8人のうち5人の学生がこのバスに合わせてターミナルに集まっていました。

P319シャトル車内.JPG
かもめターミナルへ向かうバス車内で荷物に押しつぶされている小原さん。


そして台湾行きのフェリーが出るかもめフェリーターミナル。
P319かもめターミナル.JPG

見送りの学校関係者の顔も見えます。

P319松崎氏1.JPG

ベトナムからマレーシアまでとネパールから中国までを引率する予定の熊倉さんや、毎回わざわざ見送りに来ていただいているオリンパスの松崎様の顔も見えます。(写真には写っていませんが、2回目のスクーリングの際クアラルンプール入りする予定の教務課・長坂先生も当然見送りにきています)


P319山市.JPG
そしてフィールドワーク1期生で卒業後は教務課助手を1年間勤めてくれた山市くんも。

P319同級生.JPG
同級生もひとり、わざわざ大阪まできてくれました。

心配していた雨も少し小降りとなりその中を高雄へ向かう「飛龍21」へ。その前に恒例の記念撮影です。

P319船と記念撮影2.JPG

そして乗船。岸壁から船内へのタラップを重い荷物を持って登る学生たち。
P319乗船1.JPGP319乗船2.JPGP319乗船3.JPGP319乗船4.JPGP319乗船6.JPGP319乗船8.JPG


船内のレセプションで部屋割りを確認し、2等キャビン(2段ベッド)に向かいます。
P320乗船9.JPG

こんなキャビン。2段ベッドが左右に12人分あります。
P320キャビン2.JPG

荷物を置いたら一休み。たくさんの差し入れをありがたくいただきながら出航を待ちます。
(この日は悪天候のため船が遅れており、0:50の予定が1時間ほど遅れるということでした)
P320差し入れ.JPG


そして出航間近に岸壁を見渡せるデッキにあがり、待っていてくれた見送り隊と再会。
P320見送り2.JPG
暗い中、4階ほどの高さから撮っているのにこの画質です。μ850SW、すごいです。

そして出航セレモニー。そう、あれです、「紙テープ投げ」。


やはり船での旅立ちには欠かせません。
雨もほとんどあがり、紙テープが切れる心配も減ってきました。
P320テープ1.JPG
P320テープ.JPG

しかし投げたテープが風にあおられ戻ってくるというハプニングも。
P320テープ3.JPG

そして船は岸壁を離れ、いよいよ第3期海外フィールワークの出発です。時間はなんと午前2時10分過ぎです。
P320出港時間.JPG

P320手を振る.JPG

行ってきます! と手を振って


改めて学生全員で記念撮影。
P320集合写真.JPG

184日後にはまた、この大阪南港の地を無事、皆で踏みしめたいと思いますが、まずは沖縄経由台湾を目指し4日間の船旅です。
P319航路図.JPG

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08.03.18

Day -1 お守り Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

カウンタダウンブログも今日で-1になりました。フィールドワーク初日からのブログは少し遅れながらのアップになるでしょうが、旅に出てからもできるだけ毎日頑張っていきたいと思います。


さて、いよいよ出発を明日に控え、やるべきことは全てやったはず、と無理やり自分を納得させつつ、あとはなるようになるさ、という心境です。諺で言うと「人事を尽くして天命を待つ」ってとこでしょうか。

でも、人事を尽くしたか不安ですし待っているだけでは天命も降らないような気がしますので、やっぱりここは「神頼みだ」と、今年もあるお寺に行ってまいりました。

そこは幡ヶ谷不動(荘厳寺)というところで、1期生のフィールワーク出発の時から毎年、道中の無事を祈るためにお参りにいっております。
幡ヶ谷不動.bmp


日本全国、お守りはそれこそ八百万とありますが、フィールドワークのお守りにいいものはないものかといろいろと探していたところ、こんなサイトがありました。


この中で会社からも近く、フィールドワークに一番合っていそうなお守りとして選んだのが幡ヶ谷不動の「無事カエル」。
無事カエル.bmp
とにかくフィールドワークは「全員が健康で安全無事にカエル」がスタッフ一同の一番の願いですから、この無事カエル様はまさしく適任。しかも鈴になっていますので、うまく使えば置き引きや部屋への侵入などの怪しい気配を事前に察知できるかもしれません。


過去2回、参加した学生と五十嵐先生にお渡ししていますが、多少の病気やトラブルはあったものの、2回とも全員元気な姿と笑顔で大阪港に帰ってきてくれたので、ご利益・ご霊験があったのだと思っています。


学生はほかに家族・知人・友人・学校関係者からもお守りをもらっているようなので、神様同士が喧嘩しないかちょっと心配ですが、半年間の長丁場ですので、神様同士ローテーションでも組んで、学生を守ってやってください、と願わずにいられません。

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08.03.17

Day -2 ハンドブック Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


フィールドワーク出発にあたって学生に渡すものはいろいろとありますが、教務課の愛を感じる逸品といえばこの「ハンドブック」が最たるものでしょう。


下の写真がハンドブックで、左のクリーム色の表紙が1期生バージョン、右のビニールカバー付のものが2期生バージョンです。厚みが違うのは初年度のフィールドワーク終了後、こんなものも入れておけば、というものを2年目に加えたからですが、今後も掲載項目の取捨選択をする予定です。
ハンドブック.bmp

では、どんな情報を載せているのか。目次でごらんください。


目次2006.bmp
これは1期生バージョンの目次です。

<定時連絡等について>
  定時連絡のルール。何曜日に電話、何曜日にメールするかなどです。
<五十嵐先生行程>
  引率者のフィールドワーク期間中の全日程の英語バージョンです。
  引率者の行動予定と全体集合日やそのときの宿泊ホテルの情報がわかります。
<Windows XPにおける言語環境の設定方法>
  国が違えばPCの仕様も違うので、日本語対応の基本的な仕方が載っています。
<BLOGの操作方法>
  ブログの書き方指南です。
<FW渡航規約>
  フィールドワーク中の憲法です。これらが守られない場合は警告が発せられ、
  最悪の場合は強制帰国となります。
<緊急対応マニュアル>
  考えられるトラブルの際、どういう対応を取るべきかを、通常時(レベル0)から、
  重大な事件や事故が発生した場合での大幅な予定変更(レベル5)まで、規定しています。
<クラスメイト電話帳>
  やはりいざというときに同じように苦労している仲間たちに連絡は必要です。

そして2期生バージョンの目次です。
目次2007.bmp

1期生のバージョンに追加された記載項目は

<コンタクトリスト>
  万一学生がトラブッた際の緊急連絡先(引率者氏名・携帯電話番号・学校連絡先など)、
  各国の提携旅行会社の連絡先、各国にある日本の在外公館(大使館・総領事館)、
  各国での緊急電話番号(警察・救急・国際電話識別番号など)、旅行保険の補償内容と
  保険会社の各国連絡先、学生情報(名前・血液型などを記入)などです。
<ブリーフィング資料>
  外務省安全情報からの抜粋ですが、治安情報から習慣・風俗、携行品の持込制限や
  撮影禁止地域などをまとめてあります。各国入国前にブリーフィングを行い再確認します。
<出入国カードの書き方見本>
  案外面倒なのが各国の出入国時の書類の書き方。なれないと結構大変です。
<トラベルカルテ>
  病院にかかる際の各自の健康状態や症状を伝えるための書式(英語版と中国語版)です。
  病歴やアレルギーの有無なども記入できるので、言葉が通じない国で通院する際に役立つはずです。
<呉学園ゲストハウスへの行き方>
  クアラルンプールの郊外、ペタリンジャヤという住宅地にある学校拠点の地図と行き方です。
<海外安全虎の巻>
  以前ブログで紹介した外務省安全虎の巻を念押しで入れました。

そしてビニールカバーの中にはパスポートコピーと各国のビザコピー、証明写真などを差し込みました。
このコピーを使えば出入国カード記入の際にわざわざ隠し持ったパスポートを取り出す必要が省けるわけです。

2期生バージョンに追加されて項目は1期生にもすべて別プリントで随時、引率者経由で渡していましたが、ハンドブックに入れたほうがよいだろうということで追加されました。
ただ、安全虎の巻で全体の厚みの半分を占め、少し厚くなりすぎたので、3期生バージョンでは割愛し、虎の巻をそのまま渡すことになっています。

そして現在編集中の3期生ハンドブックには以下のものが追加される予定です。


<怪我・病気の際の応急処置方法>
<各国語(英語・フランス語・中国語・タイ語)での病状を表す単語集>
 鳥インフルエンザの感染拡大の懸念などもあるので、病気や怪我の対処についてを追加します。 

なお、このハンドブックは教務スタッフが一冊一冊手作りしています。2期生から装丁も学生ごとにカラーを変えるほどの凝りようです。


また学校ではハンドブック以外に英語版の学生証、名刺(日英併記)なども用意し学生に渡しています。
学生証と名刺.bmp


ほかにもフィールドワークで必要な航空券やホテルクーポン、各国でのレポート用紙、堀内カラー様への消耗機材の発注用紙なども学生に渡していきますので、これらを管理する学生たちも大変です。

でも、海外フィールドワークは半年ぶっつづけの授業ですから、その分の配布物や資料が多いのは仕方ないか。

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08.03.16

Day -3 チベット情勢 Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


今回のフィールドワークでの訪問予定国の中では、政治的に不安定な地域としてネパールを一番心配しているのですが、もう一カ国、情勢を注意しなければならなくなりました。中国です。

新聞やテレビでも報道されていますが、3月14日、中国・チベット自治区ラサで僧侶と警察の間で衝突が起きて、死傷者も出ています。

その前日、3月13日には、チベット政策に抗議する亡命チベット人のグループ100人が、チベット亡命政権の所在地の中国のインド・ダラムサラからラサを目指してのデモ抗議の途中逮捕されるという事件も起こったばかりで、チベットをとりまく情勢が緊迫しています。


この状況を受けて外務省安全情報に3月15日付けで中国最新スポット情報として以下が発出されました。


1.現地からの情報によれば、3月14日、チベット自治区のラサ市において、僧侶と警察の間で衝突が発生し、死傷者が出る等、治安情勢が悪化している模様です。また、15日より観光目的の中国人、外国人の当該地域への入境ができなくなるとの情報もあります。

2.当該地域に渡航を予定されている方は、現地の状況が落ち着くまでの間、同地域への旅行を控えることをお勧めします。また、現地に滞在している方は、外出を控え、最新情報を入手する等、安全確保に努めてください。


そこで早速中国での手配がをお願いしている北京の旅行社に状況の確認メールをだしたところ、ラサの代理店に問合せてくれ、次のような返事がきました。

「ラサ旅遊局は3月16日以降のツアーや、外国人がラサへ入る許可書を一切禁止と発表したそうです。7月のツアーは大丈夫でしょうか? とこちら(北京の旅行社)から聞いたのですが、その方(ラサの代理店)の話では大丈夫でしょう。いずれにしても暫く様子を見たほうがいい、というとのことです」


確かに現時点ではラサへの旅行が一時的に出来なくなりますが、フィールドワーク3期生がラサ入りするのは7月12日の予定で約4ヶ月先です。それまでに情勢がどのように変化するか判らないので、暫く静観しつつ、7月の時点でもラサ入域が難しい可能性も考慮してのラサをカットした行程案を準備しておく必要があります。


中国に関してはやはり今月、新疆ウイグル自治区で航空機の爆破未遂事件があるなど、政治的にデリケートな地域もあり、これからも注意して様子を見なければならないでしょう。もちろん、中国以外の訪問国も、です。


何が起こるか判らない海外でのフィールドワークですから、情報収集を怠ってはならないと改めて感じました。


早く中国に平穏が訪れることを願って止みません。

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08.03.15

Day -4 インドビザ Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


日本でのビザ取得の最後である4カ国目はインドです。

インドもすべての国籍の人がビザ取得をしなければなりません。現地の空港では取れないので、日本かインドに到着する前に滞在する国で取る必要があります。
インドビザは観光客用には第3国への乗り継ぎのための一時入国用ビザ(トランジットビザ:15日間有効)と普通のインド観光のためのビザがあり、観光用には通常発行から6ヶ月有効のマルチ(何回でも入国可能)ビザが発給されます。


海外フィールドワークでは2回目のスクーリング後にインドを再訪する学生もいるので、そうした学生の便宜を図るため、韓国集合日から遡って6ヶ月前のタイミングでビザを申請するようにしています。それで今年は9月14日には韓国に入国しなければなりませんから、6ヶ月前にあたる3月14日に申請しておくことになったわけです。


さて、実際のインドビザ取得ですが、昨年秋から観光ビザ等に関してはインド大使館でなく、文京区大塚に新しくできたインドビザアプリケーションセンターというところで申請することになりました。
インドビザセンター.bmp


インドビザは東京での申請の場合、日本人であれば午前中に申請すればその日の5時半以降には受領ができます。料金は半年マルチで1,950円です。(大阪はインド領事館での申請で1,200円。なおイノド大使館は管轄地域を西日本と東日本で分けているので、西日本在住の人が東京でビザ申請する場合は即日交付されず追加料金がかかります)
ちなみにトランジットビザは750円です。それほど高くはないですが申請のためには次の訪問国のビザを取っておく必要がありますし、半年マルチがそれほど高いわけでもないので、半年マルチを取っておくほうが無難です。以前は通常の観光ビザがもっと高額だったので、トランジットビザの需要も多かったようですが、個人で取る場合トラブルがあることも。
どんなトラブルかというと6年ほど前、個人的にエアインディアを利用したパックのケニア旅行に参加したことがあるのですが、往復ともにムンバイで1泊づづしなければならない日程でした。ところがその旅行で一緒になった方の一人が自分でトランジットビザを取得した際、ダブルエントリーのビザでなく、シングルエントリーのビザを取っていたため、ケニアからの復路、ムンバイの空港で入国できず、結果的に空港内で一夜を明かした、ということがありました。


私も1期生のネパール滞在時に中国ビザの申請サポートのためインド経由でネパール入りしたのですが、帰りのカトマンズ~デリ~成田のデリーからの乗継便が夜8時出発の予定なのに8時間ほど出発が遅れ翌朝出発となったため、急遽デリーで1泊しなければいけなきなりました。このときは飛行機会社の職員が空港内で朝まで待機していろ、と言い張り、実際にインド入国ビザがなければそうするしかなかったのですが、そのときはインドビザを取ってあったので強硬に「こういう場合はホテルを用意するのが普通だろう、ビザはあるから入国できる、何とかしてくれ」と交渉し、どうにかホテルでの宿泊を獲得しました。このときも普通にデリーから搭乗手続きをする人にはホテルを用意していたわけですから、乗継客であっても当然そういう申し出があって然るべきなのに、交渉しないとやってもらえないのはやはりインドです。(インド大使館では同一空港内の乗り継ぎでもトランジットビザか観光ビザの取得が望ましい、としています。フライトの遅延や欠航の多いインドの航空事情を考えると納得できます)


また、前述のケニアへ往復するのにインドを経由する場合、ケニアは黄熱病の流行地域なので、インド入国にあたっては黄熱病の予防接種を受けておくことが必要です。黄熱病の予防接種証明は通称「イエローカード」といい、下記のようなものですが、これが無いとやはりインド入国ができません。(チェックに関してはアバウトだった印象がありますが)
イエローカード.bmp

そしてごく最近、ビザ申請の手続きがちょっとだけ厳しくなりました。インドの前回の出国後6ヶ月以内に観光ビザを申請しようとする場合はインド大使館で領事部オフィサーとの面接を受けてもらうことになったのです。
幸い、そういう学生はいませんでしたので、問題なかったですが、ビザ申請のルールはどこの国でもちょこちょこと変わることがあるので要注意です。(申請・受領も日本・相手国それぞれの祝日が休日になるので、注意しないと出発に間に合わないこともあります。また、申請者の国籍によってもビザの要不要や取得にかかる日数が違うことがあるので、これも要注意です)


で、入手したインドビザがこれです。
インドビザ.bmp
ビザの発効日とその6ヶ月後の有効期限が記入されています。


これで日本で取るべき4カ国のビザ申請が無事終了。パスポートは大阪港で学生に渡すことになっていますので、それまで大事に保管です。

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08.03.14

Day -5 卒業式 Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

今日は新宿の京王プラザホテルで学校の卒業式と謝恩会が行われました。
もちろん、フィールドワークの2期生も参加しています。

私はインドのビザ申請のあと、会場に行ったのですが、ちょうど卒業生代表が答辞を述べているところでした。
はるか壇上に後ろ姿しか見えませんが声には聞き覚えがあります。
答辞.bmp
そう、フィールドワーク2期生5人組のひとり、君島佳弘くんです。彼の藤井校長を前にした晴れ姿に思わずジーンとしてしまいました。なぜかというと、普段は口下手な彼が原稿を読みながらとはいえ、噛まずにはっきりした口調で堂々と答辞を述べているのですから。


彼の答辞で式は終了し、そのあと謝恩会場に移動です。会場から出てきたフィールドワーカー達をつかまえてとりあえず記念撮影。
2期生.bmp
佑木さんはベトナムであつらえたアオザイで出席(頭はウィッグらしい)、藤森さんは和服姿(同じく、頭は増量した模様)、男子3人もそれなりにおめかししてます。(君島くんの首元とか、齋藤くんの上着あたりに注目。)


2期生の写真を撮っている所にそれを見かけた1期生(去年の卒業後、研究生として学校にもう1年残っていた1期生たちが今年も卒業式に臨んでいた)が集まってきたのでこちらも記念撮影。
一期生.bmp
谷本さん、山口ゆまさん、五十嵐先生、坂本さんしか映っていませんが、このあと前田さん、早川さん、徳田くん、教務助手の羽立くん、山市くんも列に加わりました。(ただし、みんながカメラを寄越して撮ってくれといわれたため、うっかり自分のカメラで取り損なっていたようです)


そして会場を移して謝恩会が始まったところで、歓談中の2期生男子と五十嵐先生をスナップ。(スナップのわりにかしこまっていますが)
懇親会男子.bmp
君島くんは研究生として学校にもう一年残り、齋藤くん・畠山くんはそれぞれ出版社への就職が決まったようです。


同じく2期生女子と長坂先生。
懇親会女子.bmp
佑木さんも研究生に、そして藤森さんは海外留学の予定だそうです。
5人はそれぞれ別の進路を選択し、新たなステージにむかっていくわけですが、フィールドワークで鍛えられたガッツでこれからも頑張って欲しいと思います。
また、研究生や助手として学校に残っていた一期生もさまざまな進路に分かれて進んで行きます。彼ら彼女らも2期生に負けず劣らず頑張ってくれるでしょう。


そして謝恩会の途中、卒業証書の授与が行われました。
授与.bmp
君島くんは卒業証書とは別にいくつかの賞を学校から受けており、2個ほど賞品をもらっていました。
他の学生がしっかり中をチェックしていましたが、何だったかは本人がブログにアップしてくれるんではないでしょうか。


そして卒業証書を持ってフィールドワーク2期生全員で記念撮影。
2期生全員.bmp
女子ふたりの卒業証書には彼女らがゼミの飯塚先生にお願いして書いてもらったメッセージが入っているのですが、この写真では見えないので、これも彼女らがブログにアップするのを待ちましょう。

こうしてフィールドワーク2期生も学校から巣立っていくわけですが、彼らの卒業作品展が3月27日から4月2日まで神田小川町のオリンパスギャラリーで開催されます。
ぜひ足をお運びください。私も行きたいのですが、残念ながら3期生の引率のため、見に行けません。本当に残念です・・・。

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08.03.13

合い言葉 WATCHWORD

08/03/13thu

PFW三期生の皆さん
出発までいよいよあと一週間
合い言葉を忘れずに

Hi girls and boys,
You will leave Osaka for Taiwan in a week.
Remember the watchword; DISCRETION......VALOR!

kuma

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Day -6 中国ビザ Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

日本国内でのビザ取得はあとインドを残すのみですが、今日はフィールドワーク中に取得しなければならない唯一の国、中国のビザ話です。

中国は15日以内ならばビザ不要と前に書きましたが、チベット訪問と15日を越える滞在という2つの条件から中国滞在にはビザを取らなければなりません。
実際のビザ取得はネパールのカトマンズにある中国大使館で行いますが、それにはちょっとした書類が必要です。それは中国の役所(この場合はチベット自治区の旅遊局)が発行する旅行受付証で、中国の旅行会社に渡航する旅行者のパスポート情報などを渡して作ってもらいます。


こんな書類です。

これ(↓)は1期生が申請するときに作ってもらったものですが、漢字とチベット文字?が混在するいかにもな書類です。(これ以外に名前やパスポートナンバー等の入ったメンバーリストが別紙で用意されます)
中国1期.bmp


ちなみにこれ(↓)は2期生の時に作ってもらった書類で前年とは違い英語オンリーです。たった一年でいろいろと変わるものです。
中国2期.bmp


そしてこれをネパール側の旅行会社に渡して渡航者のパスポート(オリジナル)とともにカトマンズの中国大使館に持ち込んで数日待てばビザ(↓)のできあがり。(2期生のときのものです)
中国ビザ.bmp
個人のパスポートにそれぞれビザが発行されるのではなく、団体ビザとして一枚にまとめられています。
旅行期間として実際の中国滞在期間よりも長めに申請してもらっているのがわかります。
学生にはそれぞれこれのコピーを渡して中国内を旅してもらいますが、団体ビザですから原則みんな同じ入国ポイントで一緒に入国、同じ出国ポイントで一緒に出国しなければ成りません。
もし何かの事情でグループとして出国するのでなく、個人で出国する必要がある場合は最寄の中国の役所で離団の手続きを取る必要があります。(実際、1期生では身内の不幸で学生が一人この手続きを取って急遽帰国しています)
また、香港やマカオといった中国とはいえ出入りに出入境手続きを伴う地域には単独で行くことも出来ません。
このようにいろいろと制約がありますが、中国の現状のシステムではやむを得ないし、ネパールから中国に入るのにはこうした方法を取るしかないので仕方ありません。
(しかもカトマンズ⇒ラサの航空券はこのビザがないと発券できないシステムになっています)


1期生の出発時点ではこうした手続きの情報をある程度得てはいましたが、中国の旅行会社もネパールの旅行会社も「多分大丈夫」という感じで100%これでいい、という感触を得ることができませんでした。
そこで無駄になるかもしれませんが念のため、日本で当時取ることのできた中国の2ヶ月滞在可能なシングルビザを出発前に取っておきました。(1期生の中国滞在日数は入国の飛行機・出国の船がともに週に2~3便なので、32日という半端な日数になったのですが、そのため1ヶ月ビザでなく、2ヶ月を取ったわけです)
実はフィールドワークにおける渡航手続きの中で中国ビザの取得が一番の懸案事項だったので、1期生のネパール滞在に合わせて私もネパール入りし、実際に中国大使館に出向くことにしていました。
ところがその前段階で、中国の旅行社からネパールの旅行社に申請前日にFAXされてきた中国の受付書類を現地でチェックすると何人かの学生の名前のスペルやパスポートの番号などが間違っており、慌てて中国に電話して作り直してもらうというハプニングもありました。

結局、予定通りの日程で申請することができましたが、やはり日本で取っておいたビザ(パスポートに貼られた個人ビザです)は中国大使館での手続きの際に無効のハンコを押され無駄になってしまいました。(その分団体ビザの料金が少し割引になりましたが)

なお、ネパールの中国大使館で発給される中国ビザは細かく料金が分かれています。
ネパール人とそれ以外の外国人で料金が違い、かつ中国本土対象のものと香港マカオ対象のものでも料金が違います。また、普通申請では4日かかりますが、割増料金を払えば2日または即日でも発行してくれます。(ただし、ビザ申請の受付自体、月水金の週3日だけです)


このように少々面倒くさい中国ビザ取得ですが、最近のチベット自治区の漢化で、いずれチベット自治区訪問のためのビザは不要になるという噂があります。できれば早くそうなって、手続きが簡略化されることを願ってやみません。

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08.03.12

Day -7 カンボジアビザ Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

ビザ取得3カ国目はカンボジアです。


カンボジアはすべての国籍の人がビザ取得をしなければなりません。現状ではプノンペンおよびシェムリアップの空港でビザ取得ができますが、あくまでも暫定措置ということで事前のビザ取得が推奨されています。
ただ、実際にシェムリアップの空港で見ていると、韓国人の団体などはビザを取らずに到着し、かつ、ビザカウンターでの手続きを省略して(どうやら若干の金銭で入国後にビザ取得手続きをまとめて行っているようです)入国しています。このあたりの感覚はいかにもアジアですが、やはり日本人としては小心なので、真面目に事前にビザを取っていくことにします。(もともと海外フィールドワークではホーチミンからプノンペンへの国際バスを使っての陸路入国なので、ビザを持っているにこしたことはありません)

カンボジア大使館は南青山にあります。丸いプレートにはフランス語で「カンボジア大使館」と書いてあります。こんなところでもかつてカンビジアがフランスに植民地支配されていたことを感じさせます。
カンボジア大使館.bmp

カンボジアビザは申請した翌日に受領でき、日本ではシングルビザしか取ることは出来ません。観光ビザの料金は2,800円です。(発給されたビザでは$20となっていますが、大使館の換算レートが2年程前から$1=¥140円で固定されているようです)
ビザの有効期限は発行後3ヶ月なので、それまでに入国しなければなりません。

で、入手したカンボジアビザがこれです。
カンボジアビザ.bmp

ビザの発行日とそこから3ヶ月後の有効期限が記入されています。また、「雇用は禁止」ともあります。(業務ビザはここが「ビジネス」になり、料金も3,200円になります)


下の写真は大使館にあったビザ申請書の見本。
カンボジア申請書見本.bmp


申請者は「車寅ニ郎」。フーテンの寅さんです。最近見かけないなあ、と思っていたらどうやらアンコール遺跡あたりまで足を伸ばして、あまりの居心地のよさに帰って来なくなってしまったのでしょう。


これで3カ国終了。次はインドビザですが、申請はまだ行わず、今週末まで待つ予定です。なぜそうするかは、インドビザを取ってからブログにアップしたいと思います。

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08.03.11

Day -8 ベトナムビザ Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

ビザ取得2カ国目はベトナムです。

ベトナムは日本人に対し15日以内の滞在にはビザ免除の措置を取っていますが、往復の航空券または第三国への航空券を所持していることが条件となります。
ただ実態として到着時に出国の航空券を確認されることはあまりないようで、海外フィールドワーク実施にあたっての東南アジアの下見の際も担当職員は成田からハノイに飛ぶ際、マレーシアからの航空券しか所持していないにもかかわらず、ノーチェックで入国できました。


実際の海外フィールドワークでは台湾の台北から空路・首都ハノイに向かい、13日間の滞在を予定しています。当初はビザ無しで大丈夫だろう、と楽観的に考えていましたが、1期生の日本出発3週間前といった時期に、台湾からの航空券をお願いしている台湾の旅行会社から「台北空港のチェックインカウンターでベトナムのビザを持たず、また出国の航空券も所持していない場合、搭乗を拒否される怖れがある」というアドバイスがありました。そこで無用なトラブルを避けるために念のため事前にビザを取得していくことになったわけです。


ベトナム大使館は山手通りに近い元代々木町にあります。
ベトナム大使館.bmp

ベトナムビザはありがたいことに即日交付で、混み具合にもよりますが申請後一時間かからずに受け取ることができます。基本的にパックツアーなどの短期観光目的の日本人はビザ免除なので、ビザ申請に来る人はそれほど多くないようで、私が行ったときもベトナム人が2人ほど有効期限の切れそうな自分のパスポートの更新手続きに来ていたのと、アメリカ人1人と中国人らしきアジア系の人が1人いるだけでしたので、学生8人と引率1人の分のビザを20分ほどで受け取ることができました。
申請料金はしかるべき現地機関の招聘状があれば1ヶ月滞在可能のシングル(1回のみ滞在可)ビザで4,000円ですが、招聘状が無い場合は6,000円です。

で、入手したベトナムビザがこれです。
ベトナムビザ.bmp

ビザの発効日(入国予定日)とその一ヶ月後の出国期限が記入されています。

これで2カ国終了。次はカンボジアビザです。

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08.03.10

Day -9 ネパールビザ Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

先週から海外フィールドワークの訪問国のうち、ビザが必要な国のビザを取りに行っています。


日本は世界の多くの国と、一定条件のもとビザを免除する協定を結んでいますが、どんな条件が多いかというと、短期の観光目的(15日程度から3ヶ月程度の場合が多い)の滞在であること、また出国するための予約済み航空券を持っていること、などがあげられます。


今回の訪問予定の10カ国(台湾・ベトナム・カンボジア・タイ・マレーシア・シンガポール・インド・ネパール・中国・韓国)のうち、原則としてビザを取らなければ入国できない国はカンボジア・インド・ネパールの三カ国のみですが、ベトナムと中国もビザ免除の条件を満たさないため事前にビザを取る必要があります。そこで今回もベトナム・カンボジア・インド・ネパールのビザを日本で取っていくことになります。
(中国は15日以内の旅行ならば原則ビザ免除ですが、フィールドワークでは滞在が約一ヶ月に及ぶのと例外的に短期滞在でもビザが必要なチベット自治区から入国するのでビザが必要です。ただし実際の入国の4ヶ月前である現時点で日本でそのビザを取るのは手続き的に現実的でないので、海外フィールドワークでは直前の滞在国であるネパールの中国大使館に出向いてビザを取得しています)


また、ビザは取ってから入国まで間が開きすぎると失効してしまう場合があるのと、取るのに日数がかかることがあるので、そうしたことを考慮し、ビザを取るタイミングを決めなければなりません。


そのような事情で日本でビザを取っていく4カ国のうち、まずはネパールビザの申請を先週行いました。
ネパールビザは世田谷区等々力の住宅街にあるネパール大使館で、午前中に申請すると2日後の午後に発給されます。
ネパール大使館.bmp


ネパールビザはネパール到着時点の空港でも取得できますが、到着後に空港内のビザカウンターで列を作るのも大変なので、事前に取って行くことにしています。
申請料金は4,000円ですが、昨年の2期生の申請時は日本とネパールとの国交樹立50周年記念でビザ申請料金が免除だったので、無料でした。


現在、ネパールは政治形態の変革期にあたっており、それはビザの申請用紙にも見て取れます。
ネパール申請.bmp
左が去年の申請用紙で右が今年の申請用紙ですが、今年バージョンからは「ROYAL」の文字が無くなっています。ネパールは現在王政から共和制に移行中なので、申請用紙にもその影響がでているわけですが、実際の制憲議会選挙はまだ実施されず、混乱が続いています。

このあたりのことは五十嵐先生のブログ 「祝」でご確認ください。


こうして取ったネパールビザがこれです。
ネパールビザ.bmp
6ヶ月以内に入国することと、このビザでの滞在期限が60日であること、が記載されています。


ネパールは 1年間(1月1日~12月31日)に滞在できる日数を制限しており、
<1>その年に初めて査証取得する場合、60日間滞在可能な査証が発給される。
<2>その年の査証取得が2回目以降の場合、30日間滞在可能な査証が発給される。
というルールがあるので、今年初の査証申請である今回は60日滞在可能となるわけです。


特に問題もなく、無事ネパールのビザは取得できました。

次はベトナムビザです。

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08.03.09

Day -10 パスポート Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

今日は海外フィールドワークに参加するのに絶対必要なアイテムについてをひとつ。
学校的には3年生への進級に必要な「単位」を落とすとXですが、それとは別に無くてはならないのが「パスポート」です。


実は私、以前空き巣に入られパスポートを盗まれたことがあります。盗まれたのが海外研修の引率出発1週間ほど前でしたので、再発行の手続きにパスポートセンターに行ったところ、通常なら1週間程度で発行されるパスポートが、盗難や紛失の場合の再発行には2週間ほどかかるということで、出発に間にあわず、引率交替ということがありました。人道的な場合(海外で身内が遭難した場合など)は数日でパスポートを発行してもらえると聞いたことがありますが、海外でパスポートを盗まれた場合は大使館によっては数日で再発行してもらえても、国内で盗難を含む紛失の場合は逆に時間がかかるようです。


実際、盗難パスポートが海外で偽造パスポートとして高値で売買されることもあるそうですが、私のパスポートは後日捕まった空き巣が「ゴミ箱に捨てた」と供述したそうですので、ちょっと安心しました。(再発行されたパスポートにはしっかり、「このパスポートは何番のパスポートに替えて発行したパスポートである」と英語でタイプされていました。で、有効期間は盗まれたものと同じ期間までになります)


現在、海外フィールドワークにいく学生のパスポートをいくつかの国のビザ申請のため預かっていますが、日本のパスポートにもいろいろと種類があります。
まず、5年有効のものと10年有効のもの。また、2006年3月23日から導入されたICパスポートとそれ以前の機械読取式のパスポート。


JPNOUT.bmp
上の写真の紺色のものが5年有効で、赤いのが10年有効です。10年用は20歳以上でないと取得できませんが、未成年に10年用を発行するとその間に写真の顔つきが随分変わるから5年しか発行しない、と聞いたことがあります。
また、「PASSPORT]という字の下に四角いマークがあるのがICパスポートで無いのが機械読取式(海外で発行されたものの一部には表紙が同じでも機械で読み取れないパスポートもあります)です。
これ以外に外交関係の人に発行される専用パスポートもあるようですが、実物を見たことがないのでどんなものかよくわかりません。


かなり昔のパスポートには「1次旅券」「数次旅券」という分類があり、1次旅券は「帰国まで有効」なんて書いてあったようです。このタイプは現在発行されていませんが、これをもって日本を出てずっと海外で暮らしている人がこのパスポートでいつか日本に帰ってきたら入国審査でビックリされそうです。


今発行されている数次旅券は5年用がM、十年用がTから始まっています。初期の数次旅券には5年用しかなかったのですが、その際に「マルチ」の意味でMをつけ、MA1234567なんていうふうに番号を振ったんだと思います。
暫くして10年用も導入されましたが、そのときは「TE1234567」というふうにTAでなくTEから番号が始まりました。きっと「TEN」の頭2文字からとったんだと思いますが、TAから始めた方がすっきりしてるのに、と思ったのは私だけでしょうか。


パスポートの取得手数料は5年用IC旅券が11,000円、10年用が16,000円です。昔、1次旅券があったころは1次が4,000円、数次(機械読取式でない5年用のみでした)が倍の8000円くらいだったと記憶しています。(間違っていたらごめんなさい)。その後、機械読取式に変わったときに5年用は10,000円にアップし(その頃には1次旅券は廃止されていた)、10年用導入時に5年用は据え置きで10年用は5年用の5割増しの15,000円に設定され、IC化されたときにそれぞれ1,000円アップされて現在にいたるわけです。


こうして考えるとそれなりの理由で料金があがったのが判りますが、それでも高すぎる印象は否めません。特にIC化した際の1,000円アップはしなくてよかったんじゃないかと思います。(国内ではICタイプしか発行していないんですから、旧タイプと差をつける必要があるのかな、と)
また、国によっては発行料金に普通・急行・特急みたいな区分があって早く取りたいなら割増料金を払えばOK、という話を聞いたことがあります。日本でも基本料金を今の三分の2くらいに下げて、その代わりに割増料金を設定する、なんていうふうにしてくれるといいと思いませんか。


ちなみにIC旅券とそれICタイプでない旅券ではデータページの位置が違います。
JPNIN2.bmp
左がICタイプでない旅券の表紙の裏のページで、右がICタイプの表紙の裏のページ。ICタイプのデータ面はもう一枚めくったページにあります。


なぜこうなったかは調べたことがありませんが、「機械読取をスムーズにするため」というのが私の想像です。
成田空港の出入国審査では「旅券のカバーをはずしてください」という掲示をよく見ますが、これはパスポートを読取機に通す時に邪魔だから。それでも礼儀正しい日本人の大半はカバーをしていますから、業を煮やした外務省がカバーのかからない2ページ目にデータ面を移動させたのではないかと睨んだわけです。
ただ、実際にはIC旅券でも相変らずカバーをはずして読取機に通している審査官もいますので、本当のところは???です。


あと、旅券の姓名表記にも問題があると思います。私のパスポートを例にあげます。(余談ですが、ICパスポート導入の際がちょうど切替のできる時期に入っていたので、導入日の朝9時頃に切替申請にいきました。少しでも小さな番号を、と思ったのですがそれでも結果はTH000xxxxで、数千番台でした)
SATOIN.bmp


日本人の名前のパスポート表記はヘボン式表記が採用されているので、私の場合は佐藤洋平(サトウヨウヘイ)が「SATO YOHEI」となってしまいます。どう読んでも「里 与平」にしか私には思えず、これでは自己のアイデンティティを否定された気がします。最近は「さとー」など伸ばす音が入る場合は「H」を付けてもよくなったので、この方法を採用することも考えたのですが、それだと「SATOH YOHHEI」。昔習ったローマ字の読み方では「さとー よっへい」となり、これも嫌です。音に正確な表記をしようとすると「SATOH YOH-HEI」あたりが妥当かなのでしょうけれど、「-」が邪魔くさい。(他にも「ケンイチ」さんは現状の表記では「KENICHI」になりますから、外人が読むと「ケニチ」になったりしますし、外人風に「ジョージ(譲二とかありますよね)」と名前を付けて「GEORGE」と表記したくても「JOJI」か「JOHJI」ですから、なにかイメージが違うかんじです)


そこで外務省に改善案の提言です。内容は「日本のパスポートなんだから、名前も漢字・ふりがなを併記して欲しい。ついでにローマ字表記ももう少し原音に近い表記を認めて欲しい」です。(社会保険庁は漢字だけで記録し名寄せに苦労していますが、少しでも名前に関する情報が多いほうがいざという時の個人の特定に役立つのではないでしょうか)


実際、漢字の母国・中国ではパスポート表記は次のようになっています。
CHINA.bmp
これはコピーで、かつ名前のところは消させていただきましたが、性別欄の「女/F」のようにちゃんと「佐藤/SATO」という風な表記になっているわけです。
とても親切だし、漢字の国としての矜持が伺えます。
日本でも今のコンピューターおよび印刷技術があれば何の面倒もないことだと思うのですが、いかがでしょう?


こうして他の国のパスポートを見ると、いろいろなものがあるのがわかります。

KOROUT.bmp
これは韓国のパスポート。


KORIN.bmp
表紙の裏にデータ面がありますが、サイン自体はその次のページにします。


POOUT.bmp
ポーランドのパスポート。


POIN.bmp
データ面が最後のページ(裏表紙の前)にあり、サイン欄はさらにその前のページです。
日本のポーランド大使館で発行されたもののせいか、手書きでデータが書いてあるところがお洒落です。


なお、中国のパスポート(中国語では「てへんに戸」と「照」)のデータ面を前掲しましたがこのページと次のページはサインの欄がありません。どこにあるかというと「裏表紙の前のページ」にあります。
CHNSIN.bmp


よその国のパスポートを見るのも楽しいものです。

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08.03.08

Day -11 安全と健康 Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


昨日のブログで、結団式に挨拶いただいた方々から「安全と健康が第一」という言葉をいただいたことを書きましたが、今日は具体的にそれに対して何をしているかを書いてみたいと思います。


昨日,結団式の前に学生に三つのものを手渡し、それぞれについて話をしました。
一つ目は外務省が出している小冊子で、パスポートセンターに置いてあります。
表紙.bmp


内容は「外務省海外安全ホームページ」のダイジェストといったところです。
目次を見るとこんな項目が載っています。
目次右.bmp
目次左.bmp


海外でのトラブル事例と健康管理の大切さを訴えているわけですが、読めば読むほど「海外って怖いことばかりだなあ」と思わせてくれます。「スリ」「ひったくり」は日本でもよくありますが、「いかさま賭博」「偽警官」「クレジットカード詐欺」「睡眠薬強盗」など、一般の日本人にはあまり馴染みのない犯罪手法が載っていているので、海外フィールドワークに参加する学生に一冊づつ渡して注意を促すようにしています。


二つ目に渡したのはマラリアの予防の抗生物質と待機治療薬の2種類。出発前には2回にわたり合計8~9本の予防接種を専門医に注射してもらっていますが、その先生からこれらも処方してもらい、学生にインドに入る直前から服用してもらうことになっています。
予防接種や抗マラリア薬でお世話になっている森次医院のHPはこちら。感染症や予防接種について、わかりやすく解説されていますので、興味のある方はご覧ください。
マラリア.bmp

ただ、こうした予防手段で対処できない鶏インフルエンザその他の感染症・風土病もあるわけですから、日ごろからの手洗いやうがいの励行、蚊対策としての長袖長ズホンの着用と蚊除けスプレーの使用、酷暑の中での脱水症状を防ぐための水分補給をまめにする、などのちょっとした心がけが重要です。


こうしたトラブルは予備知識と旅行の経験を積むことである程度回避できるようになるのですが、残念ながら過去2回の海外フィールドワークではいくつかのトラブルが発生し、何人かが医師にかかったという現実があります。そこで学生に渡した三つ目が海外旅行傷害保険の契約証書と小冊子です。
エース.bmp


旅行保険に加入しているのおかげでトラブルに見舞われたりや病気にかかったりしても、金銭的な負担を軽減することができるので、海外旅行に出かける場合、特に長期の場合は必須のアイテムです。


予防接種とマラリアの薬と旅行保険加入で学生ひとりあたり十数万円の費用がかかりますが、海外フィールドワークでの最優先事項、「安全と健康」を守るために必要な最低限の措置と思えば決しておろそかには出来ない大事なことだと思っています。


みなさんもたとえ短期の旅行でも、旅行保険には必ず入って行ってください。
安全・健康が第一です。


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08.03.07

Day -12 結団式 Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


今日、「第三回海外フィールドワーク結団式」が、学生および関係者が集まって行われました。
校長挨拶.bmp

(写真左からゼミ担当講師の鈴木先生・飯塚先生、国内サポートの五十嵐先生、藤井秀樹校長、オリンパス株式会社・松崎様。手前の後ろ姿は学生の奥くん)


第三回目となるフィールドワークの184日間の行程を教務課長の古田先生が紹介し、その後は藤井校長・松崎様・鈴木先生・飯塚先生・五十嵐先生・教務課の長坂先生・引率代表の川崎先生と挨拶が続きました。皆さんの話を総合すると「3期生はまじめすぎる印象がある。撮影も大事だけど、半年間を楽しんで欲しい。もちろん、安全と健康第一で」といったところでしょうか。


そして学生代表で奥くんが挨拶。
学生挨拶.bmp
本人は緊張していたようですが、フィールドワーク関係者への感謝とこれからの半年間への決意に満ちた、いい挨拶でした。


その後、オリンパス様ご提供による最新型のコンパクトデジカメ・μ850SWの贈呈式です。
贈呈式.bmp
詳細なスペックはこのブログのトップページにリンクしているオリンパス㈱様のホームページで確認いただきたいですが、防水・防塵仕様の優れものでハードなアジアの環境でも安心の一台です。松崎様からは、ぜひこのカメラを使いブログを通じてフィールドワークの様子などを世界に発信して欲しいとのメッセージをいただきました。
学生諸君、期待に応え頑張ってブログアップしてください!


そして全員での記念撮影。
記念撮影.bmp

学校のホームページ用には一眼レフカメラで「ノーフラッシュ」(←ここが肝心)でスタッフが撮影していましたが、私のデジカメではなぜかフラッシュが光ったので、上の写真が前列の方を中心にハレーションを起こしていないか心配です。


そのあとの雑談のなかでは「インドの薬局の所在地」をインド担当引率の川崎先生が五十嵐先生に確認しているシーンも見られました。(川崎先生は上の写真で後列左から3人目です)

なぜ?と思う方は昨年の五十嵐先生のブログ「Day 91」をご覧下さい。


そうそう、私は五十嵐先生からフィールドワークの引率ブログには欠かせない「温度湿度計」をお借りしました。
五十嵐先生.bmp

さっそく試し撮り。
温度計.bmp
室内ですので気温21℃・湿度50%と非常に快適です。今年のアジアではどのくらいの暑さを示してくれるのでしょうか。(私の引率担当国ではそれほどの気温にならないことを願っております)

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08.03.06

Day -13 ブログアップ Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


今日までのブログで私がアップした写真画像の質があまりよくないことは本人も承知しておりまして、そこで画像向上の一環でフォトショップによる画像処理を教務スタッフに簡単に教えてもらいました。


P3060021.jpg
講師はフィールドワーク1期生で卒業後は教務課助手として学校で働いてもらっている羽立くんです。


わずか1時間弱ではありますが、画像のリサイズやトリミングその他の概略を他の引率スタッフとともに教えてもらいました。


実は我々引率スタッフが一番悩んでいる業務が「ブログのアップ」なのです。慣れない海外のネットカフェでブログをアップするのに画像がなければ解りにくい内容にしかならないですが、ブログをやっている方ならご存知の通り、画像アップもけっこう大変です。
引率者も海外フィールドワークの記録映像をコンパクトデジカメで撮り貯めるのですが、教務課からはいろいろな用途を考えて最大画質で写真を撮るように言われています。
でもそのままではブログにアップできるサイズではないので、リサイズしたりしなければならないわけです。


また、海外のネットカフェのパソコンにはすべてに日本語環境がインストールされているわけではありませんし、キーボードでの入力を日本語で行うのも設定変更する必要があるわけで、それらも簡単には行きません。
この問題に関しては去年の海外フィールドワーク中に、2期生の佑木さんが優れもののホームページを探して報告してくれたので、その内容を当時もらったメールの原文で紹介します。
海外で同じ悩みを持っていた方はぜひ使ってみてください。

以下、引用文です。


>フィールドワーカーのみなさんこんにちは。
>お元気ですか? 佑木です。

>日本語入力ができないPCからも日本語が入力できる便利なサイトを発見したのでお知らせです。

>Webベースの日本語入力サービス↓
>Ajax IME: Web-based Japanese Input Method
>http://ajaxime.chasen.org/


>簡単に使い方説明

>1.http://ajaxime.chasen.org/にアクセスします
>2.IME on/off ボタンをオンにします(入力画面が水色になった状態)
>3.入力画面に日本語をローマ字入力します
>4.入力が完了したらコピペしてブログやメールに活用できます


>Ajax IMEのホームページにも詳しい解説があるのでわからないことがあればそちらを読んでください。日本語が読めるけど書けない状況には役に立つと思います。
>どこでも動作できる確証はありませんが、上海の日本語入力不可能なPCでは入力可能でした。
>またAjaxIMEのホームページに『ブラウザはFirefox と Internet Explorerで動作確認をしている』とありますがLunascapeでも動作確認できました。


>以上です。困ったときによければ活用してみてください。


こうした情報が後輩たちに受け継がれ、海外フィールドワークの進化に繋がっていくわけですから、本当にありがたいことです。サンキュー、佑木さん。


なお、今後私のブログに載る写真が相変わらずの状態であったとしても、それは羽立くんの教え方が悪いのではなく、私の画像処理能力の問題です。また、海外からアップするブログがローマ字だけだったりしたらそれは私の怠慢です。今は日本なのでまだましですが海外からのブログアップには期待しないでいただければ幸いです。

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08.03.05

Day -14 マネー Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


自分では出発までは毎日、「カウントダウン・ブログ」としてアップすることを目標にしていますが、あと14日、ネタが続くか心配しております。

そんな中、今日のお題は「フィールドワーク中のお金」についてです。


海外フィールドワークはご承知の通り、アジアの10カ国を半年かけて回っていくわけですが、各国では国境越えの前後の全体集合・解散の間に数日から1ヶ月近い各自のプランに基づく自己手配の取材期間があり、それらは日数にして約100日に上ります。学生たちはこの間の移動や宿泊、また全期間を通しての食事や観光その他にかかる費用を自ら出費しながらフィールドワークを続けるわけですが、その費用の目安としては一日あたりで5千円といったところでしょうか。(宿泊と食事で平均3000円~4000円くらい、あとの1000円は移動費用や観光の費用といったところ)  
学校指定宿泊と全体での移動の費用は一部の移動を除き旅行積立を使って事前に手配済みですので支払を心配する必要はありませんが、この期間の食費や観光の費用と自分で行動しているときの全ての費用は個々で出費することになりますので、半年間でだいたい60万円程度は必要になります(もちろん、個人差がありますが)


かといって日本を出発するときに現金で10万円単位のお金を持つのは盗難等のリスクがありますし、各国の通貨はすべて違いますから、各国で銀行や両替所にいちいち出向いて両替するのも面倒ですし両替レートもあたりはずれがあったりします。日本の家族から各国に送金してもらうというのも現地に口座がないと現実的には難しいですし、トラベラーズチェックも直接受け取ってくれる場所が限定されるのと現金化の手間を考えると使いづらい・・・。


そこで学校が推奨しているのは「クレジットカードによる現金引出し(カード・キャッシング)」「国際キャッシュカードによる現金引き出し」です。両者の違いは長くなるので説明を割愛しますが、いずれも訪問国すべてに普及している銀行ATMで現地通貨を引き出す方法で、手数料を含めた両替率も街中の銀行などで両替するのとあまり変わらないか場合によってはいい場合もあるくらいです。
またクレジットカードはATM利用だけでなく、ホテルや交通手段の手配においての決済方法に必要な場合も多いので、必ず1枚は必要です。(実際はATMの種類によって使えるカードの制約がある場合もあるので、VISAカード・マスターカードの世界2大ブランドのカードそれぞれを用意できればグッド)


ではATMでどのカードが使えるかはどうやって見分けるのか。大概のATMはその周囲に使えるカードの種類が表示してあります。下の写真は中国のATMですが、中国のローカルブランドカードと「VISA」「MASTER」「JCB」「AMEX」「Cirrus」などが使える事がわかります。
DSCF0193.JPG


下の写真はアジアではかなり加盟店の多いJCBカードの裏面、その下はVISAカードの裏面ですが、クレジットカードの裏面にはそれぞれ「Cirrus」か「PLUS」というマークが入っているはずです。国際キャッシュカードの裏面にもこういうマークのいずれかが入っているのですが、ATMに表示してある使えるカードに「Cirrus」や「PLUS」が表示されていればそのATMで「Cirrus」や「PLUS」マーク入りのカードで現金引き出しが可能なわけです。(もちろんクレジットカードはVISAやJCBなど、ATMがクレジットカードの種類に対応していれば問題なく使えます)
P3050018.JPGP3050019.JPG

ATMの操作方法はほぼ各国共通で、案内言語も現地語のほかに英語程度は入っていることが多いので慣れればそれほど苦労はしません。また、国によっては日本語の案内画面を選択できるATMがあることも。


ちなみに下の写真はJCBが海外旅行者向けに成田空港などで無料配布している国ごとの提携店リストの、とあるページですが、ATMでのキャッシングの操作方法を例示しています。
P3050017.JPG


海外でのカード利用は盗難やスキミングの怖れから不安を持つ方もいますが、最近はカード会社もそうした場合の対応や保障をしてくれる体制が整っていますので、使い方を熟知しまた誤らなければ、多額の現金を持ち歩く必要がないのでとても便利です。(ポイントを貯めることもできるので、お得感もあります)


それでも完全にカードだけで済ますことはできませんから、数万円&数百ドル(USドル)はお守り替わりに持って行くようにも学生に勧めています。


ちなみに半年間の海外フィールドワーク中に必要な旅費・生活費は学校積立から70万円くらい、個人支出分で60~70万円くらいで、合計130~140万円くらいでしょう。(旅行積立からは旅費の他に予防接種費用や旅行保険・健康診断・ビザの取得費用・学生管理費用などに約30万円、また2年次の海外研修参加費用や2回の国内フィールドワークの費用に約50万円が充当され、残金については海外フィールドワーク終了後、精算・返金させていただいております)
もちろん、撮影機材やパソコンなど他にも準備すべきものはありますが、学校は貸し出し機材も用意していますし、協賛企業のオリンパス様からコンパクトデジカメを、コクヨ様からは出力用紙を提供いただいており、少しでも学生の費用負担を軽減できるよう図っています。


安いパックツアーで海外を旅行しても1日あたりの旅費・生活費は結局1万円以上かかるケースがほとんどですから、180日間で140万円前後という金額は決して高くないと思うのですが、いかがでしょう?

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08.03.04

Day -15 引率備品パート2 Tokyo,Japan

引率スタッフ佐藤です。


昨日に引き続き引率者の備品ネタです。


某引率スタッフが最近購入した電子翻訳機がこれ。
P3030003.JPG


日本語・英語・中国語(北京語・広東語)・韓国語・マレー語・タイ語・ベトナム語のフィールドワーク訪問国で使われている言語の大半が入っています。(ほかにもインドネシア語・タガログ語が入っており、計10の言語対応です)  現地語の液晶表示はもちろん、音声で話してもくれますので、非常に役立ちそうです。これだけの優れもので1万円くらいだそうです。タイシタモンダ。


そしてスカイプを簡単に使えるグッズがこれ。
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ご存知の方も多いと思いますがスカイプとはインターネットを使ったIP電話の一種で、ソフトを無料でダウンロードできるのでインターネットに繋がったパソコンさえあればパソコン同士での通話が基本無料でできるのです。
フィールドワークでは定時連絡にメールと電話を併用していますが、半年の間に学生も引率もかなりの通話料がかかります。なぜかというと海外では日本から持っていく携帯電話は受発信ともに1分100円前後の通話料金がかかるので、日本の感覚で使ってしまうとすぐ一ヶ月あたり数万円、なんてことになるからです。(1期生で日本の彼女に電話を普通にかけていたら月10万円近くになったしまった、という例もあります)
そこで引率者も学生・学校・知人・友人への連絡などは極力メール、あるいはスカイプで、ということになるのですが、ネットカフェでいちいちスカイプソフトをダウンロードし、自己設定をして、話す相手を探すのは面倒そうです。
ところがこのグッズはUSBポートに差し込むだけでこれらの設定をすべてやってくれちゃうわけですね。(パチパチ) 
これはネット通販で見つけた型落ちの在庫限定品で2000円くらいで入手できましたが、家電量販店で売っている新型は3倍くらいするようです。


そして海外フィールドワーク引率者専用携帯電話と付属品。
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海外でそのまま使える日本の携帯電話で、フィールドワーク訪問国の都市部であればほぼ問題なく繋がります。日本の番号なので同じ国にいる学生と引率の間の通話でも日本を介した国際通話扱いになり、前述のようにコストが嵩むのが難点です。
また、海外では携帯端末がローミング先の電波を探すために国内よりも電池の消費が激しいという都市伝説があり、実際に電池の消耗が早い気がします。そこで今年は電池パックを2つ予備として付けることにしました。付属品は海外フィールドワークのおかげでポイントがかなり貯まっていたので、ポイント買いです。


もちろん、これらのグッズ以外にもコンセントの万能アダプターは必需品です。できればポータブルの湯沸し器も持って行ってお茶や味噌汁を飲みたいね、などと引率スタッフ同士で話をしているこのごろです。

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08.03.03

Day -16 引率備品パート1 Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。


今日は引率者が公的・私的に準備しているITグッズをいくつか紹介します。
まずは学校で準備しているパソコン。
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第一に「軽量であること」が条件のパソコンは引率者が2台持参する予定です。なぜ2台も?って思われるかもしれませんが、当世カメラもデジタル化が進み、フィールドワーク参加学生の半数から三分の二はデジカメユーザー。2台持っていく理由の半分は彼らのためでもあります。
これだけデジタルユーザーが多いのにはいろいろな理由はありますが、半年間海外生活を続ける学生にとってはフィルムだと補給や現像・持ち運び・コスト等、けっこう大変なのです。


世界中どこでも手に入りやすいフィルムは35mm用のISO100のネガフィルムですが、学生たちは写真学校の学生ですからメーカーやフィルムのサイズなどこだわりと作品作りのフォーマットがあるので簡単には入手できないものが多いのです。また現像にはさまざまな薬剤や印画紙が必要ですがこれも同様に入手が困難。そこで学校では堀内カラー様に協力いただき、海外フィールドワーク中の学生が学校を通して発注するこうしたものを海外の指定地にデリバリーしてもらっていますが、自分のフィルム消費が予定より早いと撮りたいのにフィルムが無い、なんてこともありますし、送った薬剤などが送り先の国の税関でストップする、なんて事もありました。そしてスクーリング前には2ヶ月程度撮り貯めたフィルムの現像~焼付けという1日12時間x3~4日という過酷な作業もあるわけで、学生にとってはかなりキツイ状況になるわけです。
ポジフィルムの学生は日本に未現像のフィルムを送って現像してもらうわけですが、送る過程で紛失なんていう恐ろしい事態も起こるかもしれないのです。また、8x10などの大判カメラを作品作りに使う学生はカメラや三脚だけで相当な重量になったりして、あまりの重さに腰を痛めたり、飛行機に乗るときは超過手荷物料金の心配もしなければなりません。(飛行機といえば、あまりにたくさんのフィルムを持っていると手荷物検査での言い訳が大変で、しかもX線検査でカブるリスクもあったりします)


一方のデジカメユーザーはというと、大容量の記憶媒体とパソコンを用意さえすれば補給の問題を考える必要はほとんどありません。短期のストレージ用にギガ単位のメモリーカードを数枚用意し、随時パソコンに落としてCDやDVDに焼いてしまえば、同じ枚数のフィルムに較べて随分容積が違うのです。ただ、さまざまな事情から自分のパソコンを持っていけない学生もいますから、そのために引率者がパソコンを2台用意し、全員が集合している国境越えのタイミングで貸し出してディスクに焼かせるわけです。(フィルム組もブログ用にコンパクトデジカメを使っていますので、その画像処理のため、パソコンを使います)
デジタル組はスクーリング前にはパソコンとプリンターで出力に励むわけですが、出力自体は時間がかかるものの、作業そのものはフィルム組ほど辛くはないようです。(なお、出力用紙は例年コクヨ様から提供いただいております。ありがとうございます)


もちろん、引率者はこのパソコンで日々の業務(カウンセリングレポートや経費レポートの作成、ブログの下書き、LAN環境のある場所でのインターネットでのメールや情報収集など)を行うわけですが、それでも2台持ち歩くのは大変です。だから「できるだけ軽いもの」になるわけですね。

長くなったので、その他の備品はまた明日。

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08.03.02

Day -17 ルート作り Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

さて、もうすぐ出発する海外フィールドワークは第3期(3回目)となるわけですが、ルート作りにも紆余曲折があります。今日はそのあたりのことに触れてみたいと思います。

学校が新しい学科としてフィールドワークコースを立ち上げるにあたり、6ヶ月のアジアフィールドワークはどのような国々をどのように回るのか、それには実際にどのくらい費用がかかるものなのか、試案を作る必要がありました。一度日本を出発したら半年間帰ることなく、ある程度安全な国をバランスよく滞在しながら効率よく回り、途中作品チェックのためのスクーリングを実施できる拠点となる都市をタイミングよく織り込み、費用も現実的であること。さまざまなプランを検討した結果、最初のフィールドワークコースの募集パンフレットに載ったのが下記のコースです。
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この時点で出発2年前ですから、まだまだルートや各国の滞在日程など確定していませんが、概ね以下のようなスケジュールです。


大阪港からフェリーで沖縄の石垣島に行き4泊、その後台湾の高雄にフェリーで上陸し同国で1週間ほど滞在。台北からベトナムのハノイに空路移動しベトナム・カンボジア・タイなどそれぞれ2週間前後滞在(国境越えはバス移動)、その後マレーシアに鉄道で入国し10泊程度の取材後クアラルンプールかシンガポールに作る学校の施設で1回目のスクーリングを行い、その後インドへ空路移動。3週間ほどインドに滞在後ネパールへ空路移動し2週間ほど滞在後、中国へ。チベット自治区~成都を振り出しに1ヶ月程度中国を回り海路韓国へ。ソウルの提携校施設で2回目のスクーリングを実施したあと、最後に2週間ほどの再撮影期間(学生各自でこれまでの訪問国から再取材国を選定してそれらの国へ赴く期間)を経て韓国・釜山に集合、海路大阪へ帰国するという半年間です。


船や陸路移動を多めに取り込んだのは移動コストを出来るだけ抑えるためであり、また、飛行機のような点から点への移動では見ることが出来ないものを見てもらえれば、という思いもあります。(実際にフェリー移動した結果、最初の区間のフェリーは出発前の慌しさからフィールドワークモードへと気持ちを切替るのに役立ち、最後の区間のフェリーはフィールドワーク終了直前の余韻を味わう、という効果もあったようです。)


ちなみに現在日本から船で行ける外国はロシア(高岡~ウラジオストック/稚内~サハリン)、中国(大阪・神戸~上海/下関~青島・蘇州/神戸~天津)、韓国(大阪・下関・博多・対馬~釜山)、台湾(那覇~台北・高雄)の4カ国が下記のように時刻表に載っています。
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以前、引率の五十嵐先生が涼しい国へのフィールドワークを考えては、とブログに書かれたことがありましたが、将来はウラジオストック航路を使ってロシア、なんてことがあったりするかも知れません・・・・。


さて、1期生が入学し実際に海外フィールドワークに出発するまでの2年弱の間に、具体的な準備も進みました。クアラルンプールに学校施設を作り、職員が手分けして訪問国を実際に旅して視察をし、手続き面を整備し、といった作業です。


実際のフィールドワークの基本プラン作成にあたっては、各国の国土の大きさ、ビザの要否および滞在可能日数、移動の際に空路・海路ともデイリーで便が設定されているわけではないので移動可能な曜日、なども考慮した上で具体的なスケジュールを作りあげ、それに基づいて全体での移動や宿泊の手配をしました。学生はこの基本プランに昨日のブログで紹介したような作業で自分なりのプランを作成するわけです。


こうして送り出した1期生ですが、出発後もルート変更がありました。韓国・ソウルの提携校で予定していた2回目のスクーリングが先方のさまざまな事情で施設使用できないことになったため急遽クアラルンプールの施設で2回目も実施することとなり、この方法は2期生以降も採用となりました。
また実際に変更には到らなかったですが、訪問国のひとつネパールが政情不安になり一時的に外務省が危険情報のレベルを上げたため、ネパールを迂回してインドから直接中国に入るプランを検討したりもしました。


2期生の日程では石垣島滞在をカットしその分を最後の再取材期間の日数増加に当てましたし、1期・2期では中国取材後北京に集合し天津から海路ソウルに向かいましたが、3期では中国取材後の集合の時期が北京オリンピック直前で宿泊事情が非常に厳しいことも予想されるので、学生と話し合いをした結果、広州に集合しそこから直接クアラルンプールに移動することになるなど、毎年マイナーチェンジをしています。


今後も訪問予定国の政情(ネパールなど政治形態の変革期で不安定なところもあります)や経済状況(移動手段についてもアジアでの格安航空の台頭など、選択肢もふえてきました)、その他の要因に応じて、コースも変化(進化)させていくことになるでしょう。


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08.03.01

Day -18 プランニング Tokyo, Japan

引率スタッフ佐藤です。

今日は海外フィールドワークに参加する学生たちの半年間の撮影計画のプランニングの様子をアップします。

学生は授業でプランニングのやり方を学び、さらに2月に入ってからは撮影テーマや訪問国での撮影計画を講師陣とのカウンセリングで揉まれながら、具体的な撮影プランを2月中旬からプランニングシートに落とし込んでいく作業を続けています。


銭場
インターネットやガイドブックを駆使しながら情報収集。頭脳を使うので糖分補給はかかせないようです。


鈴木
移動手段や宿泊先の手配はもちろん、取材対象とのアポ取り、安全情報(治安や政情、病気など)の入手にもインターネットは不可欠。


ガイドブック
紙媒体のガイドブックも手軽な情報源なので、学校ではバックパッカーにはおなじみの「地球の歩き方」「ロンリープラネット」を訪問国版すべて用意しています。


中村
彼は鉄道の車窓からの風景をテーマにするので、中国の鉄道時刻表まで入手してプランを練っています。


ルート
そして決まった訪問国の移動計画を地図上に赤く書き込み


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プランニングシートに半年間の計画を1日1日のスケジュールとして落とし込んで、さらには必要経費の概算を計算します。


こうした過程で講師陣や教務課、引率スタッフなどのチェックを受けながら、危険や無理のない計画を各自が練っていくわけです。また、出来上がった全員の計画は各国の提携旅行会社に送り、同時に外務省にも提出し各国の在外公館に連絡してもらい、バックアップ体制を整えます。

さらに出発前、学校は学生たちに健康診断と予防接種(A型肝炎・B型肝炎・狂犬病・破傷風・日本脳炎)を受けさせ、旅行保険に加入してもらい、マラリアの予防薬まで持参させます。


海外フィールドワークが始まれば学生たちは撮影をしながら、自分の状況を学校および引率者に定時連絡し、日々の様子をブログでアップしていくことも求められます。


半年間、10カ国を取材するためにはこうしたこと以外にも学校・学生とも様々な準備をしていますが、それでも実際にはいろいろな想定内・想定外の事態が起こります。
「およそ考えれる全てが試される」 それが海外フィールドワーク。