鹿の十
たまたま部屋でテレビを観ていて、
たまたまいつもとは違うチャンネルに回してみたら、
1984年 ロサンゼルスオリンピック
の開会式を放送していた。
競技場に各国の選手が入場している場面で、
キレーなおねーさんたちが国名の書かれたプラカードを持って各国の先頭を歩いてた。
フランス(F)から見始めて、ドイツ(G)とかイタリア(I)とか知らない国名とか
いっぱい出てきた。
アルファベット順の入場だったから、日本(J)はこれから放送されるってことが分かった。
やっとIの国が終わって、Jになって、
ジャマイカ(JAMAICA)が来たと思ったら、
その次はJOHNSTON ATOLLだか
JORDANだかのどっちかだった。
・・・・・。
JAPAN飛ばされてんじゃん。
他の国は途中でヒキの画面になっても、ちゃんとアップに戻ってた。
前の国のケツから映してたから、他の国が飛ばされてないことは確認済みだ。
「えっ・・・」
「はぁっ!?」
思わず、一緒に観ていた高橋と固まる。
「「・・・」」
「・・・何で?JAMAICAの次はJAPANだろぉがよコルァ」
画面上には次の国、次の国とどんどん入場していて、
とっくにLが付く国名になってた。
驚いた。
本当に驚いた。
まさか飛ばされるとは。
あー、本当に日中関係って悪いんだねー。
ホントビックリ。
日本語勉強してる中国人だって居るのにね。
日本人と分かってもすっげ優しい中国人だって居るのにね。
踏んだ方と踏まれた方と、
昔と今と、
なんだかなー。
気持ち悪いな。

