コプチャイ/6ホック
さて、日本に帰ってきてすでに4日。
仕事にも復帰しました。
ラオス旅の最中、こんちゃんと徳田くんに
「そんなに色んなものに感動できてうらやましい」
というようなことを何度か言われました。
わたしたちは学生のころのフィールドワークでアジア9カ国を旅したし、
徳田くんはそのあとにもそれはそれはたくさんの国を訪れているし、
マレーシアに住んでいたし、
こんちゃんは仕事でベトナムに住んでいたこともあったので、
新鮮味が薄れることは仕方のないことなんだと思います。
わたしは単に二人よりも海外自体が久しぶりだったから、
その感じがなつかしくてわくわくしていたのだけど、
それでも初めてアジアを旅したときより色んなことに慣れて鈍くなっているとは感じていて、一抹のさみしさを覚えたのも事実でした。
経験を重ねることによって、さみしくなっていくこともあるんだなぁなんて。
だけど、変わってよかったと思うこともありました。
学生のころ6ヶ月間の旅の終わりには、わたしは「日本へ帰りたくない」と思っていました。
日本は忙しいしみんな冷たいし。
そんなことを言って姉に怒られたことも覚えています。
ビエンチャンに戻ってから、徳田くんの友人のラオス人のパンさんとお食事をしました。
別れ際、パンさんが
「Thank you for coming to Laos.」
と言ってくれました。
わたしは日本を訪れてくれた人にこんなふうに言えるだろうか?
きっと言えない。でも、言いたいな、と心から思いました。
そのためには、もっと日本を好きにならないといけないな。
そんなことを思って帰国しました。
帰ってきて驚くのは、やはり日本クオリティーの高さ。
シャワーのお湯は必ず勢いよく出るし、
トイレは絶対に流れるし、
停電はしないし、
電車は時間どおりだし、
窓や壁には隙間なんてないし、
水道の水は飲めるし。
学生のころはそういうことも「なんかつまんないし窮屈だな」と思って帰りたくないとか言っていたけど、やはり日本のこういったところは世界に誇れることなんだなと改めて実感。
落とし物が手元に無事届くなんて本当にすばらしいことだし。
なにより安全でごはんもおいしいしね。
年をとって感性は鈍ったかもしれないけど、
こんなふうに思えるようになったのはよかったなぁと思うのです。
わたしも少しは大人になったかしら。
話は変わりますが、村からルアンパバーンに戻ってきて、
わたしたちはそれはそれはよく食べました。
朝ごはんに麺を食べて、ドーナツとケーキを買って、サンドイッチを買って、
お菓子を買って、ジュースを買って、お昼ごはんを食べて、
午前中に買ったものを食べて、
夜は屋台で10000kip(約100円)で盛り放題のごはんを食べて。
3人とも食べることが好きでよかった。
だって楽しかったもん。
最後のマレーシアの夜は「打ち上げだー!」と言って、
これからしばらくひとりぼっちになる徳田くんのため(?)に日本食の食べ放題にいったけれど、なんとおいしくないことか!
そうそう”まずい”なんて言わない徳田くんも顔をしかめるほど。
最後なのにみんなで「まじーまじー!」と言いながら、
でも結局みんな3皿くらい、デザートまで食べて、いやーやっぱり食べるの好きなんだねという結論に落ち着く食いしん坊。
ラストナイトの贅沢夜ごはんがうまくいかないとは、なんともうちららしいというかなんというか。
最近、文章を書くということを全然していないので、
もう何がなんだかわからなくなってきたけど、
えーっとえーっと。
そう!
日本に帰ってきて一番感じたことは、わたしはなんて恵まれているんだろうということ。
「3週間ラオスに行く」と人に言うと、
まず「新婚旅行?」とか、
「え?なんでラオス??」とか、
「そもそもラオスってどこ???」と言われました。
そりゃそうよね。
ふつうは結婚してからこんなことできないのでしょう。
家事もうまくできないダメ嫁のわたしに、
「行きたいんでしょ?それなら行っておいでよ」
と嫌な顔ひとつせずに送り出してくれた世界一素敵なマイハズバンド・淳ちゃんには、感謝してもしきれない。
そして、わたしがこんな経験ができたのは、やっぱりこんちゃんと徳田くんのおかげ。
わたしなんか英語もしゃべれないし、森を歩くのは遅いし、重い荷物は持てないし、ずーっと足を引っ張り続けていたけど、
二人は、そんなことは気にしなくていいと言い続けてくれました。
村で二人が水浴びに行っている間、わたしが人の家に招かれてはぐれてしまったときに走って探しにきてくれたときは愛を感じました。
(きもい?)
そもそもなぜわたしを誘ってくれたんでしょうか?
それは未だに謎ですが、わたしはこんな面白いことを企画して実現できる二人を誇りに思うし、こんな友達がいてよかったと心から思います。
二人に、コプチャイライライ!
こんな旦那さんがいて、こんな友達がいて、こんなことが経験できる人生でほんとにわたしは幸せ者だな。
次はどこへ行けるかしら?
わくわく!

