Lines of Sight ~それぞれのアジアへの視線~
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room519

 今日、ホテルをチェックアウトして、みんなが集合するホテルに一足早く移った。
 チェックアウトする時に小さな人形みたいのを「記念にどうぞ」とくれたレセプションのおじさんは今日も笑顔で、それでいて僕のスケジュールとかそういう個人的なことは一切話題にすることなく、「天気いいね。よかったね。またね」と遠い話題を少しだけ掠めて、手を振ってくれた。まだチャイナタウンに二日くらいいるんだよなぁとは言えなくて、とりあえず愛想笑いではない笑顔で手を振り返した。

 それから集合ホテルに着いて、ゆうべ着いてしまっていた荒金氏とコンタクトを取って、チェックイン。
 部屋で荒金氏が来るのを待っていると(彼はゆうべ違う部屋に泊まったらしく、荷物整理とか部屋移動の手続きで結構忙しそうにしていた)、ホテルの掃除の人がノックもなしに入ってきて、簡易ベッドを組み立て始めた。今日はその部屋に三人で泊まるからで、そのもう一人の今泉君はまだ来ていなかった。とりあえずそういう時にどうしたらいいかわからない僕は結局その人がベッドメイクを済ませるまでその様子をボーっと眺めていて、それから何かタイ語で喋って出て行く(いやそうな顔をしていたから小言でもふっかけられたのかもしれない)おばさんを見送り、それからテレビのチャンネルを適当にまわし、退屈して消して、部屋を眺めた。
 比べたくないけど、サービスの質が違うと思った。集合用のホテルも悪くはないんだけれども、やっぱり昨日までのホテルの居心地は良すぎた。ある旅行ガイドブックには「改装されたばかりで綺麗。フロントも感じがいい」としか紹介されていなくて、それを見たときは、「もっと紹介するところあるじゃん」とか思ってしまったくらいだ。(というのも、僕がこのホテルを見つけたのはNKC佐藤さんが以前にみんなに教えてくださった某サイトからだったから、ガイドブックは宿泊四日目くらいに初めて見たのだ。この場を借りて。佐藤さん、ありがとうございました。あのサイト、すっごく役に立っています。)

 部屋の雰囲気は木の家具と白の壁で綺麗に統一されていて、部屋の窓は大きくて眺めも素敵だった(この眺めはたまたまで、違う部屋からだと向かいの棟のレストランしか見えないところもある)。その大きな窓も開けることができて、清々しかった。その風景はこの間のブログの最後あたりに載せた夕暮れの写真で、僕はそこから見える寺院と遠くのビルと目の下に広がる庶民的家屋の配置がたまらなく好きだった。それはいいとして。部屋はこんな感じだった。
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 欠点はといえば部屋に冷蔵庫がないのとバスタブがないことくらいで、僕みたいな無粋な男が一匹泊まるには問題がなかった。他の部屋を見ていないからなんともいえないけれど、いえることは冷蔵庫は部屋によってはあるし、バスタブももしかしたらツインとかのもう少し広い部屋になればあるのかもしれないと思う。
 それからレストランの料理がヤバイ。そこらへんの中級レストラン並みの味を出しつつ、値段はそう高くない。僕が軽く腹八分目にするためには100バーツあれば十分で(日本円で約300円)、そこにもう一品つけても150バーツでお腹いっぱいになってしまう。それでいて店員さんは馴れ馴れしくないし、サービスも日本のレストランと変わらない。
 そして驚いたのがメニュー。の写真。すっごく上手かった。バンコクにきてから何度かいろんなメニュー表を見てきたけど、そのほとんどは写真が雑か全くないかで、時々上手なのはあったけれどすべてのメニューを写真紹介してるわけではなかった。その点でこのレストランのメニュー表は食欲をそそる。あれもこれも、と頼みたくなってしまうけれど、だいたいこういうところのは一品の量が多くて、大抵一人で頼むものではない。だからいつもチャーハンとかヌードル系で済ませてしまうのだが、実物を見たい・食べたいと思わせる写真は久しぶりに見れて、気持ちのいいものだった。(後から気づいたのだけれど、レストランにあった客が使うためのパソコン(1バーツ/1分)にはなんとフォトショップCSがインストールされていてびびった。)レストランの場合、住み込みで(というか家族で)経営しているみたいで、娘さんが二人いて、双子みたいにそっくりでどっちがどっちか十日滞在してもわからなかったけれど、あのドライな対応の仕方は見ていてすごくよかった。

 とかそんなことを考えながら荒金氏と別れ、シーロム通りで五十嵐先生を発見し、その時なんとなく今日はそのホテルを宣伝しようと思って、ネットカフェに立ち寄ってこんな日記を書いている。
 明後日にはもうこの町を出て行くけれど、またくるかもしれないその時はまたそのホテルに滞在しようかなぁとか思わせてくれるホテルだった。(といっても、僕はそういうところになんだか保守的らしく、一度使ったことのあるレストランとかホテルとかでひどい目にあわなければ、そこを二度目にも使う癖というか習性があるから、それは評価というより、多分その癖が出ているだけだと思う。)

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コメント

>felix
うん。場所によりけりだね。まぁ、すごく良く書いたけれど、欠点も当然あるし。それはどこも欠点はあるわな。
そだね。二人で行くときには
泊まってみようか、また。
それがいい!

へー、やっぱり場所によりけり。
安くて美味しくてサービスのいい店もあるんだね。
ホテルの部屋も綺麗みたいじゃないか。
こんど俺を連れて行くときには泊まってみよう。

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