タイプーサム 2010・その2
タイプーサム 2日目
ホントは夜中じゅう行列を組んだり、何かやってるらしいのですが
なんせそこまでの足がないので早朝の空が明るみ始める時間に出発。
バトゥケーブへ着くと空は夜から完全に朝。
みなさん朝も早くから気合い入れて、お清めしたり、刺したり、と威勢が良いです。
とにかく川辺にはたくさんの人、物、音、人、物、音。
インド系の人らはもちろん行列の準備だったり、仲間の見守りだったりとしていますが、
華人たちもやたらごっつい良いカメラを携えて写真を撮ってました。
あの気合いの入りようといったらすごいこと。
自分より早くからいたので早朝入りですか、、しかも川の対岸にも、あっちにもこっちにも。
輿を担いでバトゥケーブを目指す人がたくさんいますが、
その輿の名を「カバディ」と呼ぶらしいです。
ヒンドゥー教の軍神で子供の容姿をした「ムルガン」の乗り物が孔雀で、
だから孔雀の羽をたくさん付けたカバディを運んでいるのでしょう。
休み休み進んで行きますが、これまた物によちゃあかなり重そうです。
が、みなさん各自趣向を凝らした輿となっております。
バネが付いててやたら、ビヨン、びよんしてたり、
金属性の輿だったり、孔雀の羽が大量にあったりとさまざま。
この行列と人の混雑、太鼓を連打する快音、
気を抜いてこの場に立ってたら圧倒されるかもしれないです。
趣向を凝らすのは輿のカバディーだけではありません。
みなさんいったいいつからこのコスチュームやらを考えてるんでしょか。
トランスに入る人たちだって、各自様々な格好です。
この人は背中にオレンジと葉っぱ派 オレンジだけ派
ぶどうと花派 背中にフック派(要気合い)
なぜこのひとらは背中に果物を付けてるんだ??
神様に捧げるためなのだろうけど、なぜ果物??
みかんに、ぶどうに、ライムに、葉っぱに、、、、
とか、思ってると今度は りんご 。
体中に、しかも両面りんごだらけ!
その時ふと頭をよぎったのは、りんごマン!! だこの人は。
なぜならこの人はりんごを両面に付けているだけではないのです。
横にいる奥さんか、手伝いの人が
りんごをムシャリ食い続けるこの人にパスしてました。
だから手にもりんご、口の中にもりんご。
食べたらまた、りんご。
こらもう、この人はりんごずくし。
しかし、
かなりの勢いでムシャリ食ってたので、到着のするころはりんごでお腹いっぱいでしょう。
でも、身体に付けるのは果物や葉っぱ、フックだけではありません。
まだまだ。
この服装にも注目したいとこですね。
ある人は杖やら武器やらムチ、鈴。神様の持ち物のようです。
この長い黒髪のカツラは、っぽさが増します。
ぎえ〜〜〜〜っってやりながら
赤く染まった舌をだして、眼をぎろぎろ、背中のホックを、ぶらぶら。
とにかくこの格好に、こだわってんだな〜。と感じさせられました。
と、ふらふらしてると
前から気になってた針の階段と椅子でパフォーマンスが始まってました。
お祈りを捧げた後、最初に例の甘い匂いのする煙草を飲むように吸い、
両側から二人の男たちが刃を支える上に乗ったり、歩いたり。
そして、一歩ずつ確実にライムが歩くとこに刺さった針の階段を上っていきました。
痛そ。
椅子へ着くと、痛みを感じないのか、その勇姿を鼓舞するかのように
幾度となく立ったり、座ったりと、どすんどすん。
した後、
そこで見学した人たちが何やら赤いひもをその人に結んでもらっていたので、
流れに任せて自分も結んでもらいました。
何やらの御利益があるでしょうか。
このバトゥーケーブの階段は272段あって
炎天下の中行列を組んでここまでたどり着いた人たちはキツそうです。
さらに大量の人。
階段を上って上の寺院を目指す人たちはゆっくり進まざるを得ません。
そりゃ、横に救護班がいますね。
ミルクをここまで運んで来たのは、自らが飲むためじゃなくて
それを神様に捧げるためです。
だから運んできたミルクは神官に渡して、神様の像にかけてもらってる様でした。
まぁ、ほんとにごった返してます。
出稼ぎで来てるインドやバングラ、スリランカの人たちも見学に来てるのでしょうか。
もちろん外国人旅行者もたくさん。
と、行列の勢いは正午を過ぎると弱まってきたように感じました。
そりゃ熱いし、暑いし、日差しも強いですから。
何やらの赤い紐をもらったので、これでタイプーサム2010は終わり。
せっかくのインドを味わうために
スティーブンズ・コーナーのピザナン、砂肝、タンドリーチキンにライチジュース。
ヒンドゥー教は謎多き宗教だと改めて感じさせられました。

